2007年6月9日土曜日

続・大日本人

■先日、ダウンタウンの松本人志監督の映画「大日本人」を見に行ってきたと書きました。
そのとき、同じ映画館で「300(スリーハンドレッド)」もやっていたんですが。
どうやら、それは公開前の先行ロードショーだったらしく、公開は6月9日。つまり今日。

きのう、その300を見に行こうと思っていたんですけど、そんな経緯で見ることができませんでした。

300は、スパルタを舞台にした映画(らしい)。
スパルタというのは、日常でも時々耳にする「スパルタ教育」の、あのスパルタです。
本当にものすごい戦闘訓練をしていたらしく、現在のスパルタ教育とは比べ物にならないくらいだったとの事。
なんというか、ものすごく厳しい訓練を受けて、人間の限界を超えた力を身につける話というのが昔から好きでして。
または、そのような過去を思わせる映画が好き。

■ちょっと話は変わりますけど、探偵ものの漫画といえば「金田一少年の事件簿」か「名探偵コナン」が浮かぶ人が多いと思います。中には「探偵学園Q」という人もいるかもしれませんが。

で、私は断然コナン派。
というか、金田一少年があまり好きではないんです。

コナン(工藤新一)は、勉強もスポーツもメチャクチャできる。そして、推理力も一流で、警察が解決できない事件もすぐに解決する。でも、それらはもちろん才能があったというのも要因の一つですが、本人の努力の賜物でもあります。
古今東西の推理小説を読破したり、サッカーを練習して体力をつけたり。そういった、才能だけにたよらない努力のおかげで、彼はあれだけの能力を身につけたわけです。

それに引き換え金田一少年のほうは、完全に才能のみ。金田一耕助のDNAを引き継いだだけで、先天的に頭が良く、ことあるごとにIQ180ともてはやされる。

剣持「彼は金田一耕助の孫なんです!」
サブキャラ「エー!彼があの金田一耕助の孫ぉ!!」
金田一少年「エヘヘ」
美雪「だから、皆さん協力してください!」
って、なんでだよ。。。
さらに、彼の正義感はどうも受け付けがたい。
コナンは「犯人を推理で追い詰めて、その結果自殺させてしまうことは、殺人者と同じだ!だから、犯人に自殺はさせない」というポリシーを持っています。
そして、その通りにコナンは犯人を自殺に追い込んだことは一度もない。
いや、実は一度だけ死なせてしまったことがあるんですけど、それをとても悔いていて、それがポリシーを固める決心に繋がっているのですが。
かたや金田一少年のほうは、犯人を死なせまくりで、ほぼ毎回死んでるんじゃないかというほど。
挙句に、死ぬ寸前になって「死んだって何も解決しないよ!」などと、歯の浮くセリフを言っている。そこまで推理したのなら、犯人が自殺することも予測できるはずですが。
金田一耕助のほうも、死ぬべき人間は全て死んでしまって、犯人もほぼ例外なく死んでしまうというパターン。その流れを汲んでいるのかもしれませんけどね。
何話か忘れてしまいましたが、それまで決めゼリフが「じっちゃんの名にかけて」だったのが、「オレ自信の誇りにかけて」に変わったことがありまして、それ以後は犯人を出来るだけ死なせないようにしているみたい。
恐らく、自我に目覚めたことを言いたかったのだと思いますけど。
あと、ヘラヘラ笑いながら犯人を追い詰めるのはやめて欲しい。


■とまあ、ほぼ関係ない方向に進んでしまいましたが。
大日本人の監督:松本人志さん。
先日、ウィキペディアを見ていたときに飯島愛の説明を読みました。
飯島愛は、最近引退したタレントの飯島愛です。
で、その中に意外にも松本人志の名前がありました。

ウィキペディアによると、どうやらダウンタウンの番組「ダウンタウン汁」に飯島愛が出演する際、「AV女優のときの話はしないでください」と、事前にダウンタウン側に要求があったらしい。
そのとき、松ちゃんは「過去があるから、今の自分があるんだろう」といったような趣旨のことを思っていて、そんなイザコザがあったみたい。最終的にダウンタウンはこの要求を呑んだのですが、この経緯が原因で飯島愛はダウンタウンの番組には出演していないということが書いてありました。

確かに、松ちゃんの意見は分かります。
過去があるから、今の自分がある。過去も含めて自分だろ、という。
特に、飯島愛はAV時代のことをネタにもしているし、彼女を育てたのはAVといっていいと思う。もちろん、その後タレントとして活躍できたのは、才能であり努力もあったのだと思いますが。

でも、時として自分の過去をネタにするタレントが、それを拒否するというのがダウンタウンには理解できなかったのでしょう。
でも、過去というのはいいことばかりではないし、飯島愛にとってAV時代というのは、切り捨ててしまいたいものだったのかもしれません。
確かに、過去に縛られて動けない人たちは芸能界には多い。

たとえば、寅さんで有名な渥美清さんもその1人。
寅さんのイメージが強すぎて、他に役が回ってこなかったらしい。
染之助・染太郎のお二人も、兄の染太郎さんが亡くなってから、ちょっと笑えなくなったという人は多いと思います。

というわけで、いくら過去が自分を支えているといっても、過去に体験したことが自分を育てたとしても、いつまでも過去だけで生きていくことはできないわけですから。
だから、誰かが過去を手放そうとしているとき、周囲の人はちょっとアドバイスするくらいはかまいませんけど。でも、やっぱりそのへんの考えを汲んであげるべきかなぁ、と。


■大日本人は松本人志さんにとって、今までやってきたことの集大成といえる作品。
でも、一般の感想では「すでに今までに見たことのあるものの詰め合わせ」といった感想を持っている人が多いことは事実。
飯島愛に対する松ちゃんの考え方と、今回の大日本人の評価が妙にシンクロしてしまった私でした。


■今日はこのへんで。
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