■近頃は、読書する時間が取れるようになったので、私の読書習慣は順調です^^
そんな経緯もあって、この前パレートの法則に関する本を読みました。
本自体はたいして良いものではありませんでしたね。正直言って。なので、ここでは紹介しません。恐らく、時間の無駄になってしまいます。
パレートの法則とは、「全体の数値の大部分は、全体を構成するうちの一部の要素が生み出している」というもの。よく80対20の法則なんていわれますけど、正確には別物です。
パレートの法則は、全体の数値にばらつきがあるということを言っているにすぎません。現在言われている80対20の法則は、単なる経験則です。
■しかしながら、「8割の成果は、2割の人間がもたらす」という考え方。確かに、思い当たることがありますね。学校でも職場でも、だいたい上位2割ぐらいの人が成果をあげて、残りの8割は、全体の2割の成果しかあげられない。若干のばらつきはあるのもの、大体そのくらいになるような気がします。私の経験から言っても。
今回、なぜ私が読んだ本を紹介しなかったかと言うと、その本には「成果をあげられない8割には、違う仕事をさせるべきだ」ということが書かれていたからなんです。
一見的を射た意見のように思えます。成果をあげられない8割の人数を減らせば、それだけ人件費が浮きますし、管理もしやすくなる。
でも、それはちょっと違うんじゃないか?と思いました。
たとえば今、100人のグループがあるとして。80対20の法則を当てはめれば、20人が全体の8割の成果をあげる。残りの80人は、全体の2割の成果をあげる。と、こういうことになります。
そのうち、「成果をあげている2割」を1つのグループ(A)として分けるとどうなるか。
ものすごく優秀なグループになるような気がしますが、実際には違います。
20人のうち、上位2割――つまり4人が全体の8割の成果をあげて、残りの16人が全体の8割の成果をあげるようになります。
つまり、どのようにグループ分けしても、その中で80対20の法則が出来上がってしまうんです。
これ、あくまで私の経験則ですが。でも、多分あってると思います。
だから、成果をあげられない80人をグループ(B)にすれば、またそこで80対20の法則が出来上がります。
■ただ、このグループAとBを比べると、やはりAのほうが優秀です。グループAは、選抜された人間ですから、全体的にレベルが高い。
じゃあ、経営者や管理職のように、人を使う立場の人は何を考えるべきかというと。
それは、「トップをどれくらい速く走らせるか」だと思います。
どのようにグループ分けしても、80対20の法則が出来上がる。成果をあげない8割を切り捨てることが問題ではないと思うんです。
80対20の法則が出来上がったグループ全体を、どれだけ速く走らせることができるか。
できるだけ速く走らせるためには、トップ集団をできるだけ速くする。つまり、優秀な人間同士を組ませればいいと思います。
先頭が早くなれば、必ず脱落する人が出てきます。脱落するグループを切る分は、それはしょうがないことでしょう。でも、何とかついていけるグループのモチベーションを上げたり、できるだけ成果を上げられるような環境を整えたり。それが人を使う人間の仕事のはずです。
決して、8割の首を切ることが仕事ではない。
私は、「鳴かぬなら、鳴かせてみせよう」のタイプなので、「鳴かぬなら、殺してしまえ」という考え方にはどうも抵抗を感じます。
状況によって、対処は変わってくるとは思いますけど。でも、人を動かす立場にいる人が、成果をあげられないから首を切るという考え方じゃあ。それは、仕事をしてないことになるんじゃないですかね。
■今日はこのへんで。
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