2007年6月29日金曜日

くすぐったい

■ちょっとベタなんだけど、「いいなぁ~」と感じる曲。

斉藤和義―歌うたいのバラッド


aiko―カブトムシ


GO!GO!7188―こいのうた



■こういう歌は、特に男はムズムズする恥ずかしさというか。
「耳をすませば」というジブリの映画が公開されたのは、確か私が中学生のときだったと思うんですが(年がバレる!)、当時の不良達も「あの映画なんかいいよなぁ」みたいな事を言っていたのを覚えています。
あの映画は、ラストで中学生なのにプロポーズしてしまったり、主人公の月島雫と天沢聖司の前半のやりとりがくすぐったかったりして、見ているほうが恥ずかしくなるような感じなんですが。
でも、映画と同じ年頃だった私達は、ちょっとくすぐったいけど、憧れるという不思議な感じでした。
「そんな恥ずかしいセリフ絶対言わないだろう!」とか、「こんなにうまくいくわけない!」とか、頭ではそう思っていて、恥ずかしいけど憧れる。
不思議な感じです。

紹介した3曲は、どれもこれと似たような感じを引き起こす曲ですね。私にとって。
ストレートすぎないけど、シンプルな歌詞がなぜかグッときます。
歌うたいのバラッドでは、サビの「今日だって~」あたり。
カブトムシでは、「息切れすら覚える鼓動」という言葉が好きですね。
こいのうたでは、「きっと今のあたしには、あなた以上はいないでしょう」ってところかな。


■有名な言葉に、「結婚は人生の墓場」っていうのがありますけど。
これは、私のワースト3に入るくらい嫌いな言葉。
まあ、そう感じている人が多いから、こういう言葉が出来て、そして今でも時々使われているんだろうけど。
これは私の先入観とか偏見かもしれないんですけど。こういうことを言う人に限って、休日は家でゴロゴロして、家族サービスなんて全く無視だし、会社帰りに上司の愚痴を言っていると思う。なんとかストーリーとか言ってる弁護士も同じ穴のムジナかな?(今の時期に言うのはちょっと怖い・・・)

環境問題とか温暖化とか。最近は食の危険みたいなのがどんどん出てきて。今に始まったことじゃないですが、身の回りが殺伐としてきたような。地球環境も。
これらを何とかしようと、リサイクルしたりロハス生活をしてみたり。いろいろ活動をしている人は、やっぱり偉いと思う。
でも、やっぱり個人でできることってほんの僅かだし、自分の力は信じたいけど、どうにもならないことはある。それに、政治や科学が絡んでくると、話が難しくて問題を理解するだけでも大変ですし。
なんか、話が変に大きくなってしまいましたが。。。
でも、どんな世の中になっても、ちょっとくすぐったいけど憧れるっていう、そういう感情は忘れたくないなぁ、と。
理想だ妄想だと言うのは簡単だけど、でも簡単・単純なことを信じるのは結構難しいし、実行している人は少ない。
世の中や身の回りが難しくなると、単純なことは忘れがちで。特に、精神的なものは目に見えないから、結構後回しにされることもありますし。
やっぱり、憧れるものには、素直に憧れ続けるのも大切なんじゃないですかね。大切なものは大切だと思う気持ちは世界を救う!、と、よく分からない締め方をしてしまった私でした。


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ノンデザイナーズ・デザインブック

■このところ、映画の話題が多かったので、久しぶりにスモールビジネスっぽい話題を少々。
ブログのタイトルにスモールビジネスとついているのに、久しぶりにスモールビジネスの話題というのもおかしな話ですが。

スモールビジネス、あるいは個人事業など小規模のビジネスは、結構1人でなんでもやらなければならなかったりします。
もちろん、業者にお金を払って作ってもらうのも必要ですし、知り合いに頼むなんてのもいいですけど。
でも、できることは基本的に自分でやるという精神が必要だと思います。

スモールビジネスに欠かせないものがホームページですね。これを業者に頼んで作ってもらう人が結構います。
たしかに、作成業者はきれいなサイトを作ってくれるんですが、料金が高かったり変更が難しかったりすることがありますので、あまりオススメできません。
プログラムなんかが必要な部分を外注するのは分かりますけど、htmlくらいは自分でやったほうがいいでしょうね。


■ともあれ、自分でサクッと作れるなら、やっぱり自分でやったほうがいい。
たとえばホームページとか名刺とか。あと、チラシを配ったりするならば、それも。
基本的に、デザインに関係するものは、外注すると高いですが、ちょっとコツをつかめば結構自分で作れてしまうので。

しかし、ここでちょっと問題。
スモールビジネスには、どうしても”スピード”が必要になります。
自分で作ると言っても、何日もかけて名刺を作っていては、他の仕事が出来なくなりますからね。
ホームページの更新作業も、できれば10分程度でやってしまいたいところです。


■そこで、紹介するのがこの本「ノンデザイナーズ・デザインブック」です。

この本には、デザインに関する基本的なことが書かれています。
タイトルの通り、「デザイナーじゃない人が読むデザインの本」ですね。
芸術的なものではなく、名刺とか会社案内とか、そういうものを見栄え良く作るための知識が書かれています。

書類関係は、結構思い通りにいかなくて。「なんでこんな変な感じになるんだろう?」と思うことがしばしばありますが。
それに、書類とはいえあんまり見た目がひどいものは、やっぱりだめ。
書類だけでなく、会社に勤めている人ならパワーポイントを作る時にも、めちゃくちゃなバランスでは、ちょっとねぇ・・・
迷ったときにはこの本に書いてある通りにやってみると、キレイにまとまりますよ。
ただ、例が英語で書かれているのがちょっと。本文は日本語なので内容はちゃんと理解できます。

デザインの基本である、「近接、整列、反復、コントラスト」の基礎がうまくまとめられた一冊です。
ちょっとしたものを作るときには重宝しますので。入手しておいて損はないと思いますよ。値段も手ごろだし。
ただ、デザインを本格的に勉強したことのある人には、あまり参考にならないと思います。基礎的過ぎて。

ともあれ、迷ったときにちょっと開けば、答えに近いものが書かれている本は、身近にあると頼りになるなぁ、と思う私でした。


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2007年6月28日木曜日

デスノート最終回

■アニメ:デスノート。
ついに終わってしまいました。
私はもっぱらインターネットで見ていたのですが。
なぜかと言うと、私が住んでいる大阪は、東京より放送が1週遅れているんです。
だから、インターネットで見てしまうと、テレビでは同じものを繰り返して見ることになります。だったら、全話インターネットで見たほうがいいじゃないか、と思って。
なぜ、あえて1週遅らせるんでしょうか。たぶん、私のようにテレビで見ずにネットで見ている人が結構いるはずなんですけど。
全国で同じものを放送すれば、視聴率もちょっと上がると思うんですけどね。

とまあ、なんやかんやで最終回でした。
この時期はドラマやアニメの最終回が多い。業界では1クールなんていわれているみたいです。
先日のライアーゲームの最終回もネットで見ました。
正直、3時間はいらなかったと思います。2時間くらいは今までのハイライトで、実質内容は1時間くらいだったんじゃないかな?
恐らく、あのドラマは予想以上の視聴率で。急遽3時間の枠になってしまった、という裏事情が伝わってくるような編集でした。

しかしながら、ずっと見続けていたドラマは、やっぱり不思議な愛着があるもので。
思わず前傾姿勢になって見てしまったんですけどね^^


■デスノート最終回。
大まかな流れとしては、漫画と同じ。でも、ラストが少し変更されていました。それと漫画ではあの後、後日談があるんですが(確か1年後とか)、それがカットされていましたね。
あと、三上の運命が大きく変わっていました。
漫画の最終回は、「わー!死にたくない!!ギャー!」みたいな感じ?なんですが。アニメのほうはかなり静かな終わり方です。
Lが死んだ時と同じようなテンションというか。

ラストで月(ライト)が走っている場面があるんですけど。その表情がなんともいえない。無垢な表情と言うか。
アニメーションはマッドハウスが担当していて。かなり有名なアニメを作っています。

ざっと挙げると、「エースをねらえ!、YWARA!、D・N・A² ~何処かで失くしたあいつのアイツ~、カードキャプターさくら、はじめの一歩、キャプテン翼、MONSTER、BECK、NANA、火の鳥 鳳凰編、うる星やつら いつだってマイ・ダーリン、メトロポリス、WXIII 機動警察パトレイバー、千年女優、茄子 アンダルシアの夏、東京ゴッドファーザーズ、時をかける少女、パプリカ、ロードス島戦記 、アニメ交響詩 ジャングル大帝」など。

ふー、疲れた。いや、沢山ありますね。本当はまだまだありますよ。
表情とか、ちょっとした演出にこだわっているのがいいです。

それに、声優たちの力量がガンガン伝わってきました。
ジブリは最近、有名人を声優に採用していますが、やっぱりアニメの声優はプロにやってほしいというのが私の願いです。
デスノートの声優はかなり一流の人を採用していて、相当な迫力でした。これは一見の価値ありですよ。


■デスノートは、大場つぐみ原作、小畑健作画。
大場つぐみは、有名な作家のペンネームなのでは?という都市伝説が流れたことがありますが、実は新人らしい。
まあ、新人とはいってもかなり実力があることに変わりはないと思います。

漫画とはいえ、デスノートはかなり深いメッセージが込められているんですよね。
これを一言で言うのは、ちょっと難しいんですけど。

大場つぐみは、月(ライト)のことを正義とも悪だとも言っていないそうです。
でも、実際のところはどう思っているんでしょうか。
漫画では、やっぱりお前は悪だ!みたいな終わり方だったんですけど。でも、アニメでは「本当にそうなの?」みたいな感じで。
もちろん、漫画でもそういうニュアンスはあったんですけど。

メッセージを言葉にすると陳腐になってしまったり、上手くいえなかったりしますが。
それを絵や動画にして、一つのストーリーとして上手く伝えていると思います。
直接言うのではなく、見ている人に”感じさせる”ようなストーリー展開がよかったですね。

ともあれ、アニメ:デスノートが終わってしまったので、2008年公開予定の「スピンオフ L」を、今から楽しみにしている私でした。


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2007年6月27日水曜日

映画と海賊版

■このところ、結構映画を見に行っています。
最近話題になっている映画は大体見ましたね。そこまで映画に詳しくないので、知る人ぞ知る的な映画は見ていませんけど。
しかし、最近見た中では、どれもスッキリするものはありませんでした。
私は、映画館で見る映画は、大画面と大音量で見て楽しい映画がいい、と思っています。
もちろん、文学的であったり、感動できたりする映画もいいんですけど。それなら別にDVDでもいいんじゃない?と思ってしまったり。
どうせなら、迫力あるアクションなんかが見たいタイプなんです。

スパイダーマンはアクションはよかったんですけど、ストーリーに共感できず、集中できなかったのがちょっと。
パイレーツも大日本人も「ん?」という感じだったので、「あースッキリした!」という感覚を映画で味わっていません。


■で、今週末「ダイハード4.0」が公開されるんですけど、とりあえずこれも見に行こうかなと。
ダイハードシリーズは全作見ているので。あまり深いことは考えずに楽しめる作品ですね。
もちろん、奥にはちゃんとしたテーマはあるんですけど。
ダイハードまでのヒーロー像は、007みたいな無敵キャラが多かったと思いますが。
ダイハードは泥だらけになったり、怪我したりして、必死に敵と戦う新しいタイプだったと思います。
そういう主人公の人間味みたいなのが共感できました。


■まあ、ダイハード4.0に関してはまだ見ていないので、とにかく見れば分かるさという感じなんですが。
それより気になるのが、映画の前に上映される「海賊版撲滅キャンペーン」のCM。

以前は、女の子が黒い涙を流して、ポタッと落ちた涙の中にドクロが映るという、悪趣味極まりないものでした。妙にドクロがリアルでしたし。
それで、最近はというと、これが紙芝居風のちょっと間抜けなものになっています。
先日、「大日本人」を見に行ったとき、「なんでこの絵やねん」と、ツッコミを入れている人が何人かいました。当然の反応でしょねぇ。
あれは、録画しようとしている人の神経を逆なでしてしまうのでは?
より、決意を固めさせるような。。。

とにかく、上映するタイミングが悪い。
映画のCMが流れて、「ほー、こんな映画ができたのかぁ。ちょっと見てみたいなぁ~。でも、ジャンゴはちょっと・・・」なんて思って楽しんでいると突然、海賊版撲滅キャンペーンです。
あれで、気分がガクッと落ちてしまうんですよね。
もっと前半部分にやればまだましだと思うんですが。
でも、それじゃ意味がないと思っているんでしょう。多分、海賊版を作ろうとしている人は、上映直前にカメラのセットをするでしょうから。

これは、結構多くの人が思っているみたいで。
「私達は、お金を払って見にきているのに、まるで海賊版を買うかのように言われるのは、失礼じゃないか!」とか、「映像が悪趣味だ!」とか、「完全に上から目線じゃないか!」とか。
うーん、ごもっとも。


■海賊版撲滅キャンペーン自体は理解できるんですけど。
海賊版が出回ると、ぐるりと回って結局は自分達に帰ってくる。映画を製作する資金が減ることになると、よい映画が作れなくなりますからね。
それに著作権とか。また、人の作ったものを勝手に売ってはいかんよ!というのも分かります。
でも、それがあのCMから全く伝わってこない。ちゃんと趣旨を伝えるべきなんじゃないかな?
会場にいる人たちに、「もし、録画している人がいたら教えてね」ということなら、もっと違うやり方があると思うし、少なくともあの映像じゃなくていいと思う。

趣旨自体には賛成なので。もうちょっとやり方をどうにかして欲しいです。
今のCMは、単なるイメージだけで悪を表しているというか。雰囲気で伝えるのではなく、もっと趣旨を伝えるべきなんじゃないですかね(これ、さっきも言ったな)。

とまあ、色々言いたいことはあるけれど。
とにかく、もう少し気分良く映画を見ることができるよう工夫してもらいたいものです。


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2007年6月25日月曜日

フリーエンジニアについて

■このブログでは、度々個人事業やフリーとしての働き方を紹介しておりますが。

やっぱり、フリーというのは、誰もが一度は憧れる仕事ではないでしょうか。
もちろん、フリーなら何でもいいと言うわけではありませんけど。
私もやっぱり、フリーとして仕事をする事に憧れがありますし、個人ブランドを確立したいと思っております。
フリーならば、ある程度時間が自由になるし、自宅でできる仕事ならば通勤をしなくてすむ!
何かの本に書いてありましたが、「人間が仕事で苦痛を感じるのは、長時間働くことではなく、自分の能力を生かせない仕事をしているからだ」と言うものがありました。

うーん、なるほど。
確かに思い当たるところがありますね。
会社で嫌な仕事を頼まれても、ちょっと考え方を変えて(たとえば、将来自分のためになると考えてみる)みると、結構やる気が出たり、仕事が楽しくなったり。
これは逆に言えば、考え方が変われば仕事は楽しいということで。
会社でやる仕事というのは、必ずしもその人の能力を発揮できるものではありません。
ほとんどの人は、やらされていたり、やりたくなかったり。
そんな環境で仕事をすることは、やっぱり能力を生かせない。
だから、フリーにはみんな憧れるんじゃないかな?
まあ、実際には考え方さえ変わればどんな仕事も楽しくなるので、何が何でもフリーというのは違うと思いますけど。
とは言っても、なかなか考え方は変えられないわけで。このへん、ジレンマですね。


VSNというフリーエンジニア支援サービスというものがあるそうです。
雇われない生き方を支援する。個人事業主をサポートするサービス。

私はある程度個人事業については勉強したのですが、やっぱりなかなか厄介なものです。
何が厄介かと言うと、まず手続きがよく分からない。まあ、慣れればそんなに大した事ではないんですけど、初めてやるとなると結構手惑います。
それから、なんといってもお客を見つけることが一番難しいです。
普通、独立する人は、昔働いていたところから仕事を請け負ったりするのですが、場合によってはそれが無理なこともありますから。
そうなると、自分で1から顧客を獲得しなければなりません。
マーケティングなどの知識がなければ、これまた難しい。
特に、エンジニアなどの技術屋は、マーケティングは畑違いなので、基本的に下手です。。。

他にも、1人で仕事をやると、どうしても雑務が多くなります。
そうすると、ちゃんとした営業活動に支障が出たり、最も大切な顧客の獲得やサポートができなかったりする事態に陥ることもあります。
などなど、会社勤めをしていては分からないことだらけです。

こう考えてみると、会社勤めというのは結構恵まれていて。
入社すれば、すでに顧客はいるわけですから。机はあるし、プリンターやパソコンは支給されるし、色々な手続きは他の人に任せることもできるし。ゴミはおばちゃんが捨ててくれるし(おじさんかも?)社内恋愛のドキドキもあるし。
独立する・フリーになるということは、これらを全て自分でやる覚悟が必要です。


■とまあ、結局何が言いたいのかというと、「フリーになると、本業に専念できない場合がある」ということ。

たとえば、プログラマーが独立したとしますね。プログラマーの仕事は、プログラムをすること。もちろん、お客がいないと意味がないので、顧客獲得も最も大切な仕事の1つ。
でも、フリーになると青色申告だの確定申告だの、シャーペンの芯がなくなっただの、ゴミ捨てだの、色々と雑務が多くなって本業に集中できないことがあるわけです。
それに、個人事業主というのは、結構孤独です。
毎日、1人で仕事をする時間が多いですから。なので、個人事業主仲間を見つけることも必要ですね。

で、このVSNのフリーエンジニア支援サービスは、本業に集中できるように(プラス、お客を獲得できるように)最適な環境をサポートする、と、こういうことです。

さらに、ちょっとサイトを見てみると、円満退職をサポートしてくれたり(独立するにあたって、これは結構落とし穴)、初プロジェクトを支援してくれたり。さらに、その次のプロジェクトまでサポートしてくれるらしい。
至れり尽くせりですね。


■これから独立開業を考えていたり、フリーエンジニア、個人事業主を目指す人は、知っていて損はないのでは?
独立する人の多くは、結構なんでも1人でやってしまいがちですが、やっぱり1人でできることには限界があります。
困ったときには、素直に誰かに相談することって、かなり重要なことです。


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2007年6月24日日曜日

脱出ゲーム

■最近では、ゲームと言えば「ライアーゲーム」かもしれませんが。
ちなみに、私はライアーゲーム全話見ましたよ!
でも、昨日の3時間スペシャルは見逃してしまいました。というわけで、今日はライアーゲームのまとめサイトで見ようと思っています。
どうやら、今までの話のダイジェストと、オリジナルの話という感じらしい。
できれば3時間すべてドラマオリジナルの話にして欲しかったんですが。
原作の漫画より、ドラマのほうが進んでしまって、なかなかそういうことは出来なかったのかもしれません。


■とまあ、今日はライアーゲームではなくて「脱出ゲーム」。
あまり聞きなれないかもしれません。
それもそのはず。私は脱出ゲームを扱っているサイトを2つしか知りません。そのうち1つは海外のサイト。

で、昨日もう1つのほう。日本語の脱出ゲームをクリアしました!

脱出ゲームSphereはここから
同じサイトの脱出ゲームRGBはこちら

今知ったんですけど、どうやらこのサイトには英語バージョンもあるみたい。


■いや、今までやった脱出ゲーム(といっても、このほかに1つだけですが)の中では一番おもしろかった。
「これ関係ないんじゃないの?」というものが、後半になって実はとても重要だったり。
後々考えたらやっぱり意味があるという、かなり練られた内容になっています。

もちろん、どっちもおもしろいんですけど、個人的にはSphereのほうがちょっとだけ謎解きが多いのでよかったかな?
でも、RGBはSphere以上に謎解きが練られていたので、これも捨てがたい。
興味のある人は、とりあえず両方やってみてください。

Sphereは脱出するためのヒントが書かれているんですけど、RGBは8月までネタばれ禁止ということで。
Sphereで腕ならしして、RGBは完全に独力で達成するのがいいと思います。


■1つの謎が解けて、そこからどんどんクリアしていくんだけど。でも、あるところから急に行き詰ってしまったり。
でも、新しい発見をしたときは、なんともいえない爽快感がありますね。

でも、他に脱出ゲームを扱っているサイトはあるのだろうか?
と思っていたら、なにやら「脱出ゲーム大百科」というサイトがありました。
他にもかなりあるみたいですね。

でも、1つ攻略するのに結構時間がかかりますので、あんまりハマルのはどうかと・・・

しかし、昨日はこの脱出ゲームのおかげで楽しい時間を過ごせました。


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2007年6月21日木曜日

スキャナでちょっといい生活

■私にとって、ITツールで必要な条件と言えば、「スピード」と「利便性」が真っ先に思い浮かびます。
特に、スピードが重要ですね。やっぱり、どんなに高性能でも一回一回の動作が遅かったらイライラするし、それがためにそのうち使わなくなってしまうこともあります。

私は仕事柄、プリンターもスキャナも持っていますが、これが遅い遅い・・・
一枚スキャンするのに何分かかってんだ!と言いたくなります。
まあ、「新しいの買えよ!」というツッコミは置いといて。

一般の人は、日常的にスキャナを使うことはあまりないかもしれません。
私も、そんなに頻繁に使うことはないんですけど、やっぱりあったほうが便利ですよ。ちょっとしたときに大きな差になります。
たとえば、年賀状。
年賀状は多くの人に見られるものだし、あんまりショボイと恥ずかしい。
だからって、そんなに手間はかけたくないし、よく書店においてある年賀状作成の本を見て、そのまま作るのも芸がない。
というわけで、年賀状を作るときは、一度紙に絵を書いて、それをスキャンして取り込むようにしています。
それからフォトレタッチソフト(フォトショップやイラストレーター)を使って、色を付けたり文字を書いたり。
そういう風にスキャナを活用しています。
ホームページに、ちょっと凝ったイラストやロゴを付けたいと思った時も、いきなりパソコンで書くのではなく、紙に書いたものを取り込んで、それを元に作ったりします。
やっぱり、紙に書くのが一番直感的にできるんです。私の場合。

本当は名刺や文章の整理に使いたいんですけど、先ほども言ったようにうちのスキャナはとんでもなく遅いので。
いちいち「ウィン、ガシャ、ウィン、ガシャ」とスキャンしていられないんです・・・


■PUFから発売されるスキャナ「ScanSnap」は、かなり便利みたいです。
今、購入した方は、ホームページで登録すると豪華商品があたるというキャンペーンをやっています。

PUFのScanSnapキャンペーンページはここから

ちなみに、PFUというのは、業務用スキャナのシェアNO.1の会社です。スキャナ以外にも、ITのインフラや情報端末の事業もやっています。オンラインショップもあるあので便利です。

とまあ、このスキャナは、私がスキャナでやってみたと思っている「あれこれ」が全てできると思います。
まず、サイズがかなり小さい。
普通のノートパソコンより小さいので、置き場所にも困らないし。
そして、私が最も気にするスピードですが、これが次々にスキャンしてくれるのでストレスが溜まりません。これはいいですねぇ。

操作も簡単で、ボタン一つでスキャンしてくれます。
スキャンした後、ワードやエクセル形式に変換するのもクリックするだけ。これは簡単で操作ミスも減りそうだ。
ちなみに、私が持っているスキャナは、取り込むときの操作が超ややこしい。

こういう便利ツールを買ってしまうと、思わず使いすぎてしまって。結果的にパソコンの中に大量のファイルができてしまうことがあります。
でも、ScanSnapはPDFに変換後、ファイルを検索できる機能があります。
やっぱり、どんなものでも検索機能がついているのはありがたいですね。
検索と言えば、このスキャナは名刺もスキャンできるんですけど。
普通、名刺の管理と言えばエクセルやAccessを使って、「☆☆株式会社の●●さん。住所は・・・」と、こういう風に入力していくことになります。
それか、名刺自体をスキャンして保存するか。
しかし、このスキャナはOCRがついていて、名刺をスキャンすると文字を自動的に読み取ってくれます。
つまり、名刺をスキャンすると、その名刺に書いてある名前だの会社名だの住所だのを、自動的に読み取って、データベースに勝手に入力してくれるんですね。
あとは、「●●さん」とかで検索すると、その人の名刺が表示される、と、こういう仕組み。
先ほども言ったように、ボタン一つで次々にスキャンしてくれますので、名刺を大量にセットして、ボタンを押して。あとはほったらかしにしておいたら、自動的に名刺管理データベースが出来てしまいます。

↓大きさはこのくらい。これは多分、名刺をスキャンしているところです



■うーん、こんな時代になったのか・・・
これからは環境とか効率とかを考えて、少なからずペーパーレスを取り入れていくべきだと常々思っていますが、やっぱりそれにはスキャナは欠かせませんね。
正直なところ、書類のほとんどは意味のないものです。これは書類に限らず、本や雑誌にも言えることですが。
文章の中で必要な情報は、だいたい全体の5%くらいじゃないかな?

でも、紙媒体の情報は日々増えるばかり。
書類が積みあがってわけ分からなくなるし、必要な情報が取り出しにくくなる。
それに、見た目もよくないですからね。
明らかに大切な書類は、紙のまま取っておくことが必要ですが、そうでもないものはサクッとスキャンして、必要なときだけ検索で呼び出せるようにしておくと、作業効率も上がるでしょう。

というわけで、そろそろペーパーレスの波に乗っかろうかと思っている私でした。


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2007年6月20日水曜日

ついに100回目!

■いやー、ついにこのブログも100回目です。
感覚としては、意外と短かったかな?まあ、まだ100回目ですからね。
正直な話、ほとんど思いつきで始めたこのブログなんですが、こんなに続くとは思っていませんでした。
驚き。

今回は、100回目ということで、それはそれでめでたいんですけど、特に気取らずに行きたいと思います。


■昨日、「パイレーツ・オブ・カリビアン・ワールドエンド」を見てきました。
実は、このパイレーツシリーズはほとんど見たことがなく、デッドマンズ・チェストを1回見たことがあるだけ。それもワールドエンドを見る前日に。
そういう中途半端な予習で見てしまったからなのか、ストーリーが若干分かりにくかったです。
どうも、全体的に話を詰め込みすぎている感じがしました。それがために、部分的に理解できないところが結構ありましたね。
全体のストーリーは理解できるんですけど、細かい設定がよく分からない。

たとえば、黒人の占い師みたいな女性がいるんですけど、この人が巨大化して、そのあと大量の蟹をぶちまけて消えてしまう。そして、その後海が渦を巻くんですが。
これ、結局何がしたかったんだろう?
それに、話の後半の海賊9人の集まり。集まっただけで、結局戦ってなかったような?
どうせなら全員で戦って欲しいんですけど・・・
他のキャラクターとのバランスを取るためか、ジョニーデップの出番が少なめなのも残念。やっぱりジョニーデップ目当てで見ている人は多いと思いますので。

その他、前半にも説明不足な場面が多々ありましたし、設定的に「これはどうなの?」というところもありました。
その辺は、フィクションなのである程度許容するべきかも、ですけど。


■しかし、やっぱり3部作の最後ということで、前2作を見た人は絶対見るべきだと思う。
それに、一般的に一番おもしろかったといわれている1作目を見てみたくなりました。
恐らく3部作全体を通して見ると、カリブの世界観が十分に表現されているんじゃないかな?
こういう映画は、世界観を魅力的に表現できれば、それでもうほとんどOKだと思います。

もっと脚本を練れば、ものすごい3部作になったと思いますが、現段階でも十分楽しめるので。
とりあえず、パイレーツ好きの人は劇場で見たほうが迫力があるので、やっぱり映画館で見ることをおすすめしますね。
ストーリーの分かりにくい部分はDVDで見る。と、こういうスタンスでいいと思います。


■映画を見る前に、(ちなみに今回もパークスシネマで見ました)吉本の前にあるジュンク堂へよったんですが。なにやら吉本の漫画が創刊されたと言うことで、トロサーモンがPR活動していました。
その後、アホの坂田こと坂田利夫とスマイル。それからシャンプーハットも加わって、芸人を沢山みることが出来ました。
シャンプーハットのてつじとは、年は離れていますが出身地がかなり近く、以前私の高校の学園祭に来ていてサインをもらったことがあります。
ちなみに、そのサインは今はどこかへ行ってしまいました!すいません、てつじさん。。。

あの、サインをもらったときは結構おもしろかったなぁ。
やっぱり、うちの学校の生徒に周りを囲まれていて、私もその1人だったんですが。
みんなからサインを頼まれているとき、「いや、サインはしますよ・・・」と念仏のように繰り返していたのが印象に残っています。
「サインはする」と言っていましたが、何はしないんでしょうかね。


■とまあ、芸人とパイレーツの話題をお送りした100回目のスモールビジネス研究室。
今回はこの辺で終わり。
読んでくれている方。今後もよろしくお願いします!!


■今日はこのへんで。
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2007年6月17日日曜日

i Phone

■これをごらんあれ!




■すごい・・・
こんなものが発売されようとしているとは!!
いや、発売されたら絶対買いますよ。
まあ、こういう新しい製品は結構疑ってかかるタイプなので、すぐには買わずに世間の評判を見ますが。

でも、かならず買うことになるでしょうね。

何がすごいって、何でもできるところ。
Mac OS Xの基本的なアプリケーションが、大体全部使えるらしい。Safari(ブラウザ)や、ヤフーの4メールサービスに対応したメールクライアントも搭載。SafariはMacやPCのブックマークと同期できる。Mac OS Xの特徴的な機能であるウィジェットもできる。メモ、アドレスブック、カレンダーも動作し、完全なマルチタスキングが可能。


■私は携帯電話では、ほとんどウェブを見ません。
なぜって、画面が小さくて見づらいし、文字を入力するのも面倒。
やっぱり、インターネットをするのは、情報を探しているからなので、その情報がパッと見で見えないというのは、使いにくいです。
画面が小さいなら、せめてパッパッと動いてくれないと。

em-oneといい、このiPhoneといい、これから携帯サイトの出番は少なくなりそうです。
だって、携帯でPCのサイトが見れるわけですから。
ということは、これからはやっぱりPCサイトが主流になるということか。
このところ携帯アフィリなんてのがありますが、今が全盛期かもしれませんね。
ほぼ間違いなく、携帯サイトの必要性は少なくなるはずです。


■こんなものが発売されるとなると、やっぱり携帯メールもなくなってしまうのでしょうか?
今はほとんどの人がヤフーメールとかホットメール、最近ではG-mailを使っていますけど、これが携帯から見れるようになりますからね。
いや、実は今の携帯からでも見ることは出来るんですけど、やっぱり遅いし見にくい。

日本では2008年発売と言っていますが、詳しいことはまだ未定。
もしかしたら、もう少しはやく発売されるかもしれません(遅くなるかもしれませんけど)。

ともあれ、発売が待ち遠しい私でした。


■今日はこのへんで。
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2007年6月16日土曜日

ネイルケア

■「指先のキレイな男はモテる」なんて話を聞いたことがあります。
男は、爪や指先に関して大抵無頓着。
とかく私も、爪のお手入れなんてしているはずもなく、しいて言えば「あまり触れない」ことがケアだったりします。

いろいろいじっていると、どんどん変な方向へいってしまうので、極力触らない。
ある程度伸びたら、ちょこっと切る。とまあ、このくらいです。とてもケアとはいえませんね。

しかしまあ、女性は指先がキレイな人が多い。
どうやったらあんな風にキレイになるのでしょうか。やっぱり長年の手入れが必要なのか?
女性のオシャレに関しては、メイクや髪はよく聞くけど、それらに比べてネイルケアの話はあまり聞かない気がします。
ということは、女性にとってネイルケアは当たり前なんだろうか。
うーん、気になる。


■というわけで、ネイルケアについてちょっと検索してみました。
いや、色々サイトがあるものですね。しかも、やっぱり広告がズラーっとでている。
主に手入れの方法、商品比較、ネイルケアの学校の三種類みたい。
まあ、それくらいしかないですよね。
お店情報なんてのもありました。

ふーん、やっぱり世の中に必要とされている業種なんですね。若干ながら、男性用のものもあるようだ。
男が女性化しているという話は嘘ではないみたい。


■しかし、爪の世界は初めて聞く言葉が結構ありました。
たとえば、スクエアオフ。
なんだ?
調べてみると、どうやら縦長の形みたい。縦長という表現であっているのか分かりませんが、とにかく縦長に見えました。
それに、二枚爪。
爪が二枚になるのか?
どうやら先端が割れてしまうことを指すみたい。

ほうほう、そうですか。
また、手だけでなく足の爪のケアにもいろいろあるのか。


■とまあ、少しだけ知識がつきましたけど、じゃあ私は何かするのかといえば・・・
なにから始めればいいんだろうか?
結局スタート地点に戻ってしまった。
まあ、しばらくは爪の整えかたを少し学んで、それを実践してみますかね。


■いまからネイル業界に参入するのは、ちょっと厳しいかと思います。まったく不可能ではありませんけど、相当の初期費用が必要。
美容業界と同様に、こういうジャンルはすぐにやりたがる人が出てきますから。
とはいえ、スモールビジネス的に考えれば、そんなに不可能ではないと思います。
街の片隅で地元の人たちを対象にすれば、それなりに利益は上がるはず。
大きく展開するのは厳しい、とこういうことです。

美容師もそうですけど、できるだけお客の要望どおりにすることを最優先してもらいたいものです。私の周りにも何人か美容師がいますけど、どうやらみんなアーティスト志向みたいだ。
そのくせ、学校では右に習えの教え方しかしない。だけど心はアーティストだから、本当にたちが悪い。
そろそろ新しいサービスを展開してもいいのでは。


■今日はこのへんで。
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2007年6月15日金曜日

映画:300見ました

■大日本人を公開初日に見たときに、ちょうど先行上映されていた映画「300(スリーハンドレッド)」。
公開は6月9日だったのですが、昨日見てきました。

この映画はスパルタを舞台にした作品。
スパルタについて、歴史的なことはよく分かりませんが、そんな予備知識がなくてもストーリーは理解できましたよ。


■どうやら、この映画のあらすじは事実に基づいているみたい。
紀元前480年頃、スパルタ王レオニダス(これは、映画の主役でもある。オペラ座の怪人のファントム役の人らしい)は、実在した人なんだそうだ。
そして、テルモピュライでの決戦という戦いも、実際に起こったことで、これは歴史的にかなり有名な戦争らしい。
映画の冒頭部分にある、スパルタの教育制度も、史実どおり。これはウィキペディアにも書いてありました。
スパルタは、贅沢を嫌う人達だったらしいです。貴金属などは禁止されていたとのこと。テルモピュライでの決戦の後、ペロポネソス戦争と言うのが起きて、それに勝利したスパルタはギリシャの覇権を得るんですけど、それが原因で富に恵まれてしまい、伝統的なハングリー精神が失われました。そして、軍が弱体化し、覇権を失ったそうです。
やっぱり、急激にお金を得ると、その使い道が分からないというのは現代だけに当てはまることではないみたい。

スパルタといえば、一般の人にとっては歴史の授業でちょこっとだけ出てくる程度のものですけど、やっぱり思いいれの強い人がいるみたいですね。
日本でも忠臣蔵とか、桶狭間の戦いとかが人気ですから、ヨーロッパやアメリカではかなり人気のある歴史ものなのでしょうか。
アメリカでは、興行収入がものすごいらしいですからね。


■で、映画はどうだったかと言うと・・・正直すべてにおいて中途半端というのが感想です。
マトリックス以来の映像スペクタクル的なことが売りになっていましたが。
たしかに、全体的に世界観を演出する画像処理がされていてキレイです。細かいところにも気を配って作られているんだろうなぁ、と思いましたね。でも、やっぱりマトリックスほどの衝撃とか新しい発想は感じられませんでした。もっと、専門家的な視点から見れば色々あるのかもしれませんが、素人目からは分かりません。
それにしても、途中の無意味なお色気シーンはなんだったのかな?

もっと人間ドラマを見せて欲しかった。グラディエーターみたいな感じかと思っていたんですが、グラディエーターのようなドラマはほぼなし。
とにかく戦う。
戦術も、「狭いところで戦う」というこの一点のみ。これは歴史的にそうだったからなのでしょうが、映画なのでもうちょっと着色しても問題ないと思いました。
プロパガンダの印象があったのもちょっと・・・


■歴史に基づいて作るのはいいんですが、あくまで映画ですし。これはやっぱり戦いのシーンがメインになる映画なので。キャラクターの着色より映画自体をもうちょっと盛り上げる工夫が欲しかったです。

敵がやたら弱く、あまり盛り上がらない。そして、正直スパルタ軍も思っていたほど強くない。これは私の勉強不足もありますが。
100万人の敵を壊滅状態にするくらい強いのかと思っていました。

一部では、この映画の歴史的背景や政治的なことが語られているみたいです。
私はそこまで分かりませんが、とにかくエンターテイメントとして捉えても、この映画はちょっと・・・ですね。
血の描写が多いので、そういうのが苦手な人は見ないほうがいいです(ちなみにR-15指定)。


■映画の評価については人それぞれ色々ありますね。
歴史的背景や政治的なものも加味して、よい・悪いを評価したり。作品だけで評価したり。
また、製作過程や監督の人間性まで考慮する人もいる。

確かに、プロセスをちゃんと見ることは大切だと思います。
たとえ結果がだめだったとしても、「オレ、がんばったよなぁ!」と自分を褒めることはいいと思うし、自分の友人や家族(子供のいる人は子供)に「あんなにがんばったんだから、今後に繋がるよ!結果だけが全てじゃない」みたいに、プロセスや努力を認めるのは重要。
実際、プロセスや努力は重要なもので、本当に尊い。
結果ばかりにこだわって、その過程を見ないのはダメだと思います。

でも正直、プロセスを見るのは自分の親しい人だけで手一杯。
監督やスタッフ、映画の製作過程までいちいち評価するのは、はっきり言ってめんどくさい。
やっぱり映画は作品のみで判断するべきなんじゃないですかね。
まあ、私が評価しようがしまいが、とくに問題はないんですけど(笑)。

世の中は結果がすべてとか、そういう考えがあって。実際そういうところもありますが。
だからこそ、プロセスや努力を見てくれたり、ちゃんと評価してくれる家族や友人が大切なのでしょう。
結果だけを求める家族や友人では意味がないですから。

で、なんか関係ない方向に進んでしまったけど、あんまり関係ないことを考えさせられた300でした。


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2007年6月12日火曜日

ウォーキング

■気をつけていないと、ついつい運動不足プラス食べすぎ、ときどき飲みすぎになってしまう私ですが。。。

このところ、食生活はかなり健康的だし適度な運動もできています。
本当は、ジムとかに通って本格的なエクササイズをしたほうが効果があることは分かっているんですが。もちろん、将来的に収入が青天井という身分になれたら、そういう生活をすることを考えています。
今の段階でジムに通うことが出来ないかといえば、そんなことはないのですが、でも自分でできることもやらずに、お金を払ってジムに行って、「お金払ってるんだから、ちゃんとやろう」みたいなのって、ちょっと違う気がする。
それと、ある程度しぼった体になってからジムに行きたいという希望があるもので。あんまりプヨプヨの状態で行って、トレーナーの人に「ああ、だから来たのね・・・」って思われるのはとても耐えられない!!
この辺の感覚は人それぞれだと思いますけど。


■日ごろからできるだけ歩くようにしてます。それも、足をサッサッと動かして、背筋をしっかり伸ばす。かつ、腹式呼吸を意識する。
つまりウォーキングですね。
昔から歩くことが結構好きでした。
どうやらこれは遺伝らしく私のいとこは、暇があればどこか歩きに行ってます。
別に歩くだけが目的ではなく、どこかへ行くついでに歩くという感じ。

ウォーキングは、意外なほどよい面が沢山ありまして。
たとえば、脳が活性化されて若返るらしい。歩くことは、有酸素運動なので、これは脳にもうれしいことなんだとか。
アドレナリンが出やすくなり、発想力が高まったり、やる気が出たりする。気分転換にもなりますしね。

さらにさらに。先ほども言ったように有酸素運動なので、脂肪が燃焼されダイエットにもなる。姿勢がよくなったり、また体全体の筋力のバランスがとれて、血液の流れや肩こりにもいいらしい。
また、年をとると足から弱ってくるので、老化を防ぐのにもいい。100歳まで生きる人の多くは、毎日ウォーキングをしている人が多いそうだ。別にウォーキングでなくても、足腰が鍛えられればそれでいいんですけど、でも60歳を過ぎてからそんなに激しい運動は出来ませんからね。無理なく継続できるウォーキングはかなりいいものです。


■とまあ、このようにいい事だらけのウォーキングですが。
新聞やテレビ、またはコムスンの悪あがきからも分かるように、今後介護などの高齢者向けビジネスが伸びてくるのは間違いないでしょう。
結構いいビジネスになるかもしれませんよ、ウォーキング。

と思って、グーグルで検索してみると、やっぱりズラーっと広告が出ていました。
検索数は月間だいたい4万件くらい。
4万件ならば、ちゃんとした市場と言っていいでしょう。
まあ、ウォーキングの世界にはデューク更家という先駆者がいますので、彼とは違った方向性が必要かもしれませんが。「本格的なただ歩くだけのウォーキング」でも、専門化すればいけるかも?
ロハスとかピラティスとかインナーマッスルとか。あと、最近はやりのビリーズブートキャンプなんかありますが、だれでも手軽にできて、しかもお金がかからず、近くに公園なんてあれば日本の四季を味わえるウォーキングが、なぜあまり取り上げられないのか。
部屋の中でコセコセやるより、音楽でも聴きながら歩いていたほうが精神的にもいいような気がします。
とはいえ、やっぱりビリーズブートキャンプが気になる私でした。


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2007年6月11日月曜日

おーい!琢磨

■昨日、深夜にF1をやっていました。
モータースポーツは結構好きなんですが、最近はめっきり見る機会が減ってしまった。
特に理由があって見ていないわけではないんですが、なんとなく見る気にならない。

昨日も、始めから見たわけではなく、結構最後のほうしか見てません。
しかしまあ、昨日のレースは大荒れだったみたい。
セーフティーカーが4回もでて、失格者やクラッシュも何度かあった。

しかしながらレース終盤での佐藤琢磨の走りは、なかなか見ごたえがありましたね。
その少し前に、ピットで給油をするかしないかでちょっともたもたしたときは、「おーい!なにやってんだよ!」と叫びたくなりましたが(実際には叫んでいませんが)、その後の走りは熱くなれました。
なんといっても、あのアロンソをオーバーテイクしたところは、拳にググッと力が入りましたよ!
やっぱり悔やまれるのが、ピットでの「給油する、しない」のもたもたですね。
どういうことかというと、クラッシュなどのトラブルがあって、でもレースを完全に中断するほどでもないとき。そんな時は「セーフティーカー」という、先導車が出てきます。そうすると、一旦レースは中断され、でもマシンはサーキットをグルグル回っている状態になります。
で、そのセーフティーカーが走っているときは、ピットで給油をしてはいけないというルールがあるんです。
しかし、佐藤琢磨はそのセーフティーカーが出てきた瞬間にピットに入ってしまった。
まあ、いつセーフティーカーが出てくるかなんて、ほとんど予測不可能ですので、これはいたしかたない。

とまあ、こうなるとピットは悩みますね。しかも、瞬間的に判断しなければならない。
「今、給油すればルール違反でペナルティを食らうかもしれない。でも、ギリギリいけるかも?どっち!どっち!」と、こうなるわけですね。
結局、給油はしなかったんですけど。
でも、やっぱり正解は「給油する」だったと思います。
どっちみち給油はしなければならないし、ペナルティだったとしてもピットに入ることに変わりはない。だったら、ダメ元で給油しちまえ!という判断が一番良かったのでは。
あれは、佐藤琢磨のせいではなく、しいて誰の責任かと言えばピットクルーのを始め、指揮を取っていた人の責任ですが。つまり鈴木亜久里。
まあ、基本的に運が悪かったということ。

しかし、ただでさえ日本人は決断力がないと世界では思われているので、ああいう場面で「入れるの?入れないの?」みたいなカッコ悪いことはしてほしくなかった。
ペナルティを受けたら、オフィシャルに直談判するくらいの気合で行ってほしかったです。


■今回のカナダグランプリの優勝は、マクラーレンの新人ルイス・ハミルトン。
黒人ドライバーの優勝者は、彼がはじめて。
私は途中から見たので知らなかったのですが、どうやらポール・トゥ・ウィンだったようだ。
激動のレースを、完全に支配していたのでしょう。

佐藤琢磨は6位。あまり結果が残せていないように思われていますけど、たしかに結果は残せていないんですが、でも走り自体は素晴らしいものです。
そして、とにかく運がない。
でも、今回のレースはとても冷静で、でも入れる入れない事件はあったんですが、かなり評価できるものだと思います。


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2007年6月10日日曜日

スローライフ満喫

■そろそろ100回を迎えようとしているこのブログ。
いや、ついにここまで来ました。といっても、世の中には何千ページというブログもありますから、そういうのと比べたらまだまだなんですけど。

話は変わって、今日は日曜プラス私の好きなシトシトと降る雨ということで、近くの公園を散歩しておりました。
もっとしっかり降るタイプの雨かと思っていましたが、降ったりやんだりの繰り返しで、あまり理想的ではなかったかな。

で、道を歩いていると、前方にものすごくズボンをずり下げてはいている男がいまして。
昔、「腰パン」と言うのが流行ったんですけど。腰パンの「パン」はパンツ(下着)なのか、パンツ(ズボン)なのかいまだによく分かりません。
とまあ、ものすごくズボンをずり下げて歩いている男がいました。
腰パンどころか「膝パン」状態で、せめて「ももパン」くらいならまだ許せたんですけど。
まさにパンツ丸出しです。
あれはファッションなんでしょうかね?それとも、必然的にああなってしまったのか。
でも、「これはないよな~」と思っているような素振りはなかったので、多分わざと。

そして、傘を持ちながら携帯電話で誰かと話しをしていたんですけど、その会話が「どんだけ~!どんだけ~!」と、そればっかり連呼するものでした。
いや、ちょっと笑えましたね。
そして、「どんだけ~!」が終わると、次は「危っぶなYear!」が始まりました。
恐らく「危ない」と「Year」をあわせて「危っぶなYear!」なんだと思います。

ズボンを膝からはいて、「どんだけ~!危っぶなYear!」と連呼する男の姿はかなり奇妙です。


■おもしろそうなのでその男の後をついていくと、駅の近くにある書店に入っていきました。
ファッション雑誌のところに直行するんだろうなぁ、と思ってみていると、なんと他のコーナーには目もくれず、ビジネス書のところへ行き、ドラッカーの「断絶の時代」を手に取りました。そしてそのままレジへ・・・

まさか、断絶の時代を買うとは。。。
人は見かけと言動によらないものです。

それに触発されたのか、私も家に帰って読書。
以前から読みたかった「V字回復の経営」。それと心理学の本を少々。
久々にスローライフを満喫することができた一日でした。


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2007年6月9日土曜日

続・大日本人

■先日、ダウンタウンの松本人志監督の映画「大日本人」を見に行ってきたと書きました。
そのとき、同じ映画館で「300(スリーハンドレッド)」もやっていたんですが。
どうやら、それは公開前の先行ロードショーだったらしく、公開は6月9日。つまり今日。

きのう、その300を見に行こうと思っていたんですけど、そんな経緯で見ることができませんでした。

300は、スパルタを舞台にした映画(らしい)。
スパルタというのは、日常でも時々耳にする「スパルタ教育」の、あのスパルタです。
本当にものすごい戦闘訓練をしていたらしく、現在のスパルタ教育とは比べ物にならないくらいだったとの事。
なんというか、ものすごく厳しい訓練を受けて、人間の限界を超えた力を身につける話というのが昔から好きでして。
または、そのような過去を思わせる映画が好き。

■ちょっと話は変わりますけど、探偵ものの漫画といえば「金田一少年の事件簿」か「名探偵コナン」が浮かぶ人が多いと思います。中には「探偵学園Q」という人もいるかもしれませんが。

で、私は断然コナン派。
というか、金田一少年があまり好きではないんです。

コナン(工藤新一)は、勉強もスポーツもメチャクチャできる。そして、推理力も一流で、警察が解決できない事件もすぐに解決する。でも、それらはもちろん才能があったというのも要因の一つですが、本人の努力の賜物でもあります。
古今東西の推理小説を読破したり、サッカーを練習して体力をつけたり。そういった、才能だけにたよらない努力のおかげで、彼はあれだけの能力を身につけたわけです。

それに引き換え金田一少年のほうは、完全に才能のみ。金田一耕助のDNAを引き継いだだけで、先天的に頭が良く、ことあるごとにIQ180ともてはやされる。

剣持「彼は金田一耕助の孫なんです!」
サブキャラ「エー!彼があの金田一耕助の孫ぉ!!」
金田一少年「エヘヘ」
美雪「だから、皆さん協力してください!」
って、なんでだよ。。。
さらに、彼の正義感はどうも受け付けがたい。
コナンは「犯人を推理で追い詰めて、その結果自殺させてしまうことは、殺人者と同じだ!だから、犯人に自殺はさせない」というポリシーを持っています。
そして、その通りにコナンは犯人を自殺に追い込んだことは一度もない。
いや、実は一度だけ死なせてしまったことがあるんですけど、それをとても悔いていて、それがポリシーを固める決心に繋がっているのですが。
かたや金田一少年のほうは、犯人を死なせまくりで、ほぼ毎回死んでるんじゃないかというほど。
挙句に、死ぬ寸前になって「死んだって何も解決しないよ!」などと、歯の浮くセリフを言っている。そこまで推理したのなら、犯人が自殺することも予測できるはずですが。
金田一耕助のほうも、死ぬべき人間は全て死んでしまって、犯人もほぼ例外なく死んでしまうというパターン。その流れを汲んでいるのかもしれませんけどね。
何話か忘れてしまいましたが、それまで決めゼリフが「じっちゃんの名にかけて」だったのが、「オレ自信の誇りにかけて」に変わったことがありまして、それ以後は犯人を出来るだけ死なせないようにしているみたい。
恐らく、自我に目覚めたことを言いたかったのだと思いますけど。
あと、ヘラヘラ笑いながら犯人を追い詰めるのはやめて欲しい。


■とまあ、ほぼ関係ない方向に進んでしまいましたが。
大日本人の監督:松本人志さん。
先日、ウィキペディアを見ていたときに飯島愛の説明を読みました。
飯島愛は、最近引退したタレントの飯島愛です。
で、その中に意外にも松本人志の名前がありました。

ウィキペディアによると、どうやらダウンタウンの番組「ダウンタウン汁」に飯島愛が出演する際、「AV女優のときの話はしないでください」と、事前にダウンタウン側に要求があったらしい。
そのとき、松ちゃんは「過去があるから、今の自分があるんだろう」といったような趣旨のことを思っていて、そんなイザコザがあったみたい。最終的にダウンタウンはこの要求を呑んだのですが、この経緯が原因で飯島愛はダウンタウンの番組には出演していないということが書いてありました。

確かに、松ちゃんの意見は分かります。
過去があるから、今の自分がある。過去も含めて自分だろ、という。
特に、飯島愛はAV時代のことをネタにもしているし、彼女を育てたのはAVといっていいと思う。もちろん、その後タレントとして活躍できたのは、才能であり努力もあったのだと思いますが。

でも、時として自分の過去をネタにするタレントが、それを拒否するというのがダウンタウンには理解できなかったのでしょう。
でも、過去というのはいいことばかりではないし、飯島愛にとってAV時代というのは、切り捨ててしまいたいものだったのかもしれません。
確かに、過去に縛られて動けない人たちは芸能界には多い。

たとえば、寅さんで有名な渥美清さんもその1人。
寅さんのイメージが強すぎて、他に役が回ってこなかったらしい。
染之助・染太郎のお二人も、兄の染太郎さんが亡くなってから、ちょっと笑えなくなったという人は多いと思います。

というわけで、いくら過去が自分を支えているといっても、過去に体験したことが自分を育てたとしても、いつまでも過去だけで生きていくことはできないわけですから。
だから、誰かが過去を手放そうとしているとき、周囲の人はちょっとアドバイスするくらいはかまいませんけど。でも、やっぱりそのへんの考えを汲んであげるべきかなぁ、と。


■大日本人は松本人志さんにとって、今までやってきたことの集大成といえる作品。
でも、一般の感想では「すでに今までに見たことのあるものの詰め合わせ」といった感想を持っている人が多いことは事実。
飯島愛に対する松ちゃんの考え方と、今回の大日本人の評価が妙にシンクロしてしまった私でした。


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2007年6月4日月曜日

大日本人

■大阪在住ということもあり、結構お笑い好きな私。
もちろん、ダウンタウンも大好きで、そんなわけで見てきました「大日本人」。
パークスシネマで。見たのは6月2日で公開初日。いや、かなりたくさん人が入っていましたね。夕方からの上映もすでにギリギリの状態で、私はなんとか滑り込みセーフでしたけど、多分見れなかった人も多かったんじゃないでしょうか。

■この映画は、公開前にほとんど情報がありませんでした。これだけ情報が少ない映画も珍しいですね。どうやら松ちゃんが巨大化するらしいとは知っていたんですけど、なんのために巨大化するのかとか、そういうところはまるで分かっておらず、ほとんど予習なしで見ました。
先日、「スパイダーマン3」を見に行ったときに、上映前の宣伝でこの「大日本人」をやっていました。なんかすごいスケールの大きい映画のような気がして、ものすごくおもしろいような予感がしたので。松ちゃんも好きなので、とりあえず見ておこうと・・・

公式サイトには、松ちゃんのコメントが掲載されていて、掻い摘んで言うと、「公開前にネタばれしたくない」から情報を出さなかったとのこと。
これから見に行こうと思う人は、ちょっと公式サイトに目を通しておいたほうがいいかも知れません。
公式サイトはここから⇒「大日本人」公式サイト

ちなみに、「だいにっぽんじん」が正式らしい。でも、劇中で松ちゃんは「だいにほんじんだよ!」と言っていたんですが。どっちなんでしょう?


■で、見た感想はというと。

「んっ???????」です。
うーん、こういう映画が撮りたかったんだろうか。それとも、いろいろ事情があって結果的にこうなってしまったのか。
まあ、見る前からこの映画は誰かに見せるものと言うよりは、松ちゃんが作りたかったものなんだろうと思っていましたので。

全編を通してドキュメンタリー風。私はドキュメンタリーがわりと好きなので(といっても、ものによりますが)そこは結構楽しめました。
劇中に出てくる怪獣(獣と呼ばれています)の造形やキャラはよかったと思います。竹内力や海原はるか。あと板尾も出ていました。私が見ていた劇場では、板尾のシーンが一番笑いが起きていましたね。


■海原はるかと戦うところまでは、とてもよかったと思います。これからの展開を思わせる、ドキドキがありました。その後は、わりと前半部分の繰り返しになっているし、もちろんそれなりの考え方や主張はあるんですが。不必要な場面が多く、ちょっと間延びした感がありましたね。

そして、誰もが「おーい!」と思うのは、やっぱりラストだと思います。
そこまで作り上げたものを、一気に壊して。それを笑いに持っていくのは、松ちゃんの得意技かもしれませんが、あれはいかがなものかと・・・
正直、見ているときは飲み込めなかったし、飲み込んだあとも笑いは起きませんでした。
「あれ、なんだったの?」という。
まあ、それが狙いかもしれませんけどね。

確かに、今までの松ちゃんは、お客の欲しいものを与えるのではなくて、自分のやりたいことにお客がついてくるというスタイルでした。
カレーを頼んだらカレーが出てきたり、ページをめくれば続きが見られたり、ゲームをクリアすれば結果が出たり。そんな映画は、期待通りかもしれませんが、奥の深さはないと思います。

しかし、あのラストは・・・
もしかしたら、時代の何歩も先をいっているのかもしれませんが。というわけで、ラストについては保留。


■全体的に、だいたい40点くらいかなぁ。
でも、随所に松ちゃんらしいピリッとしたセンスを感じましたし、たしかに今までにはあまりないタイプの映画だったと思います。
そして、やっぱり期待してしまうのが次回作ですね。今回はやや荒削りな印象がありましたけど、それを生かして次の作品を作って欲しい。
そうそう。次回作はとてつもなくよい作品になることを予感させる映画、という印象ですね。


■観劇のあと、夕食を食べようと難波を歩いていると、笑い飯の西田さんとネゴシックスを目撃。
どうやら、現在は東京に住んでいるらしく、大阪で見かけることはほとんどないとのこと。
なにかと吉本と関係のある1日でした。


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