2007年5月31日木曜日

終わりですか・・・

■先日、オーバーチュアが運営していた「キーワードアドバイスツール」が終了になるとのニュースがありました。
公式ブログに書いてあります。

オーバーチュアの公式ブログ「キーワードアドバイスツールのサポートを終了


■いや、キーワードアドバイスツールにはお世話になりました。
インターネットでビジネスをするには、どうしても検索エンジンの検索数が必要になります。
まあ、仮になくなってもだいたいの予想はできますが。
でも、やっぱり便利なツールであったことに変わりはありません。

しかし、オーバーチュアもよくこんなに便利なサービスを長期間に渡って続けてきましたね。それも無料で。
サーバーのメンテナンスなど、かなりの金額がかかったことと思います。


■しかし、なぜこのタイミングで終了なのだろう。
と、よく考えてみると、オーバーチュアの検索連動型広告は、4月から新システムが採用されましたからね。グーグルのように、品質スコアのようなもの(正確な名前は忘れました!)が採用されています。
それに加え、最近は正直見るに耐えない広告が多数出ていたのも事実。
ヤフーのキーワード広告は、今まで人の手で管理されていたので質は保たれてましたが、グーグルはひどい。
完全に、どうでもいい広告が目立っていました。もちろん、ちゃんとしたところが大多数なのですが、スモールビジネスに関連するところには、ネットワークビジネスの広告が多くなっています。

もちろん、キーワードと関連のある広告なら問題ないし、ちゃんとしたサービスや商品を扱っているのならばいいんですけど。
キーワードに全く関係のない、商品の説明もよく分からないところがバンバン広告を出す。これでは、ちゃんとやっている人が大損してしまいます。

それに、検索数にだけ頼って、その意味とか主たる目的をまったく無視したものも多くなってきました。
そういった要因が絡み合って、こんかいのキーワードアドバイスツールのサービス終了となったのではないでしょうか。


■「あーもう検索数分からないんだー!」と思う人が多いかもしれませんけど。実はこれは結構チャンス。
なぜなら、今まで検索数のみに頼って、検索数の多い言葉に広告を出していた人たちは、間違いなく排除されることになります。
それに、条件はみんなイコールですから。変化をチャンスにつなげることは、ビジネスの定石。

とまあ、キーワード広告の世界は、これから新しい段階に進んでいくことでしょう。


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2007年5月30日水曜日

家でテレビ

■かなり久しぶりですね。
実は、しばらく入院しておりました。病気ではなく骨折で。
正直、まだ全快ではないんですけど、一応ある程度自由に体を動かせるようになったので、またこうやってブログを書いているわけで・・・

日ごろは感じませんけど、体が動くっていうのは本当にありがたいことです。
介護をしている人が、体を動かせない人に寝返りを打たせたりしているのをテレビで見たことがあります。
以前は、あれはたくさんある介護の中でも、オプションのようなもので、あまり重要なことではないと思っていたのですが。いざ、自分が自由に体を動かせなくなると、体を動かすときにちょっと手伝ってくれる人のありがたさを痛感しましたね。
あれは大切な仕事ですよ、本当に。。。


■とまあ、ずっと病院にいたのであまり生活に進展がないのですが。
どうしても以前の習慣が抜けなくて、朝起きて身支度をすると、とりあえずパソコンの電源を入れてしまいます。

久しぶりのパソコンはなかなかおもしろくて。洒落にならないくらいメールが来ていて、かなりビックリしました。
で、一通り作業を済ませたら、パソコンで遊びたくなって、ギャオを見ることにしました。

よく見てみると、GyaO NEXTというサービスを開始するそうな。
6月1日サービス開始です。



■よく見てみると・・・
簡単にいうと、ギャオをテレビで見れるようになる、という解釈でOKだと思います。

サイトの一番初めに「業界最大級の15000タイトルが見放題!」と書いているので、量の面ではかなり充実してます。
登録料と1ヶ月分の視聴料が無料になるキャンペーンもあり、今ならちょっとお得。
ただ、タイトル予約ができなかったり、スロー再生やコマ送りができないというのがネックかな?でも、そんなことは大した事ではなく、やっぱりタイトルの多さと便利さが重要なわけで。

接続方法が簡単なのもいい。LANケーブルとAVケーブルでテレビとつなげるだけ。どうやら初期設定も大たいしたことなさそう。
どうやら音声とか映像とかの出力に、スポスポとケーブルを差し込むだけみたいです。

私が自宅で見たい映画といえば、やっぱりスパイダーマン3。
以前、言いましたけど、スパイダーマン3は映画館で見ました。でも、動きが速い場面が多く、映画館の大画面では目が疲れるし、細部がよく見えない部分がありました。目を右から左へ大きく動かさなければならない状況。
テレビならそういう心配はありませんので。
それに、見放題とあらば、何度も繰り返し見て楽しむこともできるし。

とまあ、しばらくはあまり体を動かせない状況なので、しばらくはゆっくりとテレビライフを満喫しようと考えている私でした。


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2007年5月19日土曜日

ブログパーツ

■一般にあまり聞きなれない言葉ですが、「ブログパーツ」と言うものがあります。
いつものように、ウィキペディアで調べてみると、「ブログに貼り付ける、小さなパーツ」との説明が。そのまんま・・・

ブログのデザイン性を向上させるために、ちょっとした飾りのようなものです。
と、言葉で説明しても分かりにくいので、このブログにもブログパーツをつけてみました。右下あたりに、縦長のがありますね。
「FLO:Q」というところから拝借したものです。自分もやってみたいという方はぜひどうぞ。

FLO:Qのホームページはこちらから


■私が選んだのは、株だ投資だ「ファイナンシャルパック」というもの。やっぱり、スモールビジネス研究室」なので、できるだけビジネスに関連するものを選びました。イチゴのやつもよかったんですけどね、じつは。本や投資に関連したサイトがまとめてあります。RSSがついているのがありがたいですね。欲しいものがあったら、そのまま購入することもできるみたいです。ちょっと動的なものが加わるだけで、見栄えがちがいますね。はなやかになりました。

こういうツールって、使い始めるまでは「結局使わないんじゃないの?」とか、「めんどくさい」とか言うものですが、いざ使い始めてみると結構ヘビーユーザーになったりします。私の場合。RSSも始めは「こんなの使うかな?」と思っていましたが、今では毎日使っています。そういえば、このブログもそう。始めた当初は1ヶ月もつかな?なんて思っていましたが、すでに4ヶ月目に突入しようとしています。コンピューター関係のものは、慣れるまではとっつきにくいですけど、慣れてしまえば便利ですね。

今のところ、本格的な投資はやっていないのですが、これをきっかけになにか新しい知識や価値観を得られることができるかも。
とか考えながら、ブログパーツの"Book"の中をのぞいてみると、なんと私が以前から読みたいと思っていた「株の勝ち方はすべて外国人投資家が教えてくれる」がありました。これは、何かの縁ですかね。


■これまであまりブログに動的なものをつけなかったのですが、一度やってみると楽しいもの。これからは、ちょくちょく新しいものにしたりして、楽しみたいと思っています。
次は、アヴリル・ラヴィーンにしようかな?


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2007年5月18日金曜日

アイテム

■私はこの数年間、パソコンに触れなかった日はありません。パソコンがなければ仕事にならないから、あたりまえなんですけどね。まさに必須のビジネスアイテムです。
私が大学生の頃は、すでにパソコンなしでは研究なんて出来ませんでした。パソコンがない時代は、計算するにも論文を書くにも、すべて手書きだったんですよね。私は、ほとんどの勉強はパソコンを使って計算だの論文だの書いておりました。パソコンを使っても、何百ページという文を書くのは結構大変。もし、パソコンがなかったらと考えると・・・今ではちょっとしたメモ程度でも手書きが面倒になってしまった私はゾーっとします。

とまあ、パソコンとは主に大学からの付き合いなのですが。どうしても持ち運びしなければならないので、パソコンを買うときにはノートパソコンを選びます。デスクトップもいいんですけど、データを移し変えたりしなければならなくなるし、いざと言うときデスクトップを担いでいくわけにもいきませんから。できるだけノートパソコンにしていますね。
あと、仕事に必要なものと言えば「手帳」。先ほど、ちょっと手書きでメモするだけでも面倒だと言いましたが、やっぱりメモするたびにパソコンを起動させるわけにはいきませんから。どうしても、パッと書ける手帳は便利です。
どちらも、持ち運びができることが重要な要素です。


■NECからウルトラライトというモバイルパソコンが出ます。
私が以前から欲しいと思っていたCore 2 Duo搭載で、重さも約1000グラムと、かなり軽い。他にもスペックやソフトウェアなどを見てみたけど、必要なものは全て揃っていましたね。

ウルトラライトのホームページを見てみると・・・
なにやら「謎の男」と呼ばれている人影が。これはもしや、私の大好きな&全巻そろえているゴ・・・いや、気になる人はウェブで(ほとんどネタばれしてますけど)⇒ウルトラライトのホームページ

↓分かる人にはわかる、このシルエット↓



■以前にも話しましたけど、パソコンの寿命って、突然くるものです。
実は少し前、お気に入りのUSBメモリに保存しておいたデータが、全て消えていたことがありました。そんなに大切なデータは入っていなかったので大丈夫だったのですが、これがパソコン本体となると話は別です。
データのバックアップはもちろん大切ですけど、パソコン自体もメンテナンスしたり、時には新しいものを買っておくことも必要ですね。
そうでないと、ある日突然青ざめてしまうことも考えられます。
私も、日ごろから注意しておかないと。


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2007年5月15日火曜日

パレート

■近頃は、読書する時間が取れるようになったので、私の読書習慣は順調です^^
そんな経緯もあって、この前パレートの法則に関する本を読みました。
本自体はたいして良いものではありませんでしたね。正直言って。なので、ここでは紹介しません。恐らく、時間の無駄になってしまいます。

パレートの法則とは、「全体の数値の大部分は、全体を構成するうちの一部の要素が生み出している」というもの。よく80対20の法則なんていわれますけど、正確には別物です。
パレートの法則は、全体の数値にばらつきがあるということを言っているにすぎません。現在言われている80対20の法則は、単なる経験則です。


■しかしながら、「8割の成果は、2割の人間がもたらす」という考え方。確かに、思い当たることがありますね。学校でも職場でも、だいたい上位2割ぐらいの人が成果をあげて、残りの8割は、全体の2割の成果しかあげられない。若干のばらつきはあるのもの、大体そのくらいになるような気がします。私の経験から言っても。

今回、なぜ私が読んだ本を紹介しなかったかと言うと、その本には「成果をあげられない8割には、違う仕事をさせるべきだ」ということが書かれていたからなんです。
一見的を射た意見のように思えます。成果をあげられない8割の人数を減らせば、それだけ人件費が浮きますし、管理もしやすくなる。
でも、それはちょっと違うんじゃないか?と思いました。

たとえば今、100人のグループがあるとして。80対20の法則を当てはめれば、20人が全体の8割の成果をあげる。残りの80人は、全体の2割の成果をあげる。と、こういうことになります。
そのうち、「成果をあげている2割」を1つのグループ(A)として分けるとどうなるか。
ものすごく優秀なグループになるような気がしますが、実際には違います。
20人のうち、上位2割――つまり4人が全体の8割の成果をあげて、残りの16人が全体の8割の成果をあげるようになります。

つまり、どのようにグループ分けしても、その中で80対20の法則が出来上がってしまうんです。
これ、あくまで私の経験則ですが。でも、多分あってると思います。

だから、成果をあげられない80人をグループ(B)にすれば、またそこで80対20の法則が出来上がります。


■ただ、このグループAとBを比べると、やはりAのほうが優秀です。グループAは、選抜された人間ですから、全体的にレベルが高い。
じゃあ、経営者や管理職のように、人を使う立場の人は何を考えるべきかというと。
それは、「トップをどれくらい速く走らせるか」だと思います。

どのようにグループ分けしても、80対20の法則が出来上がる。成果をあげない8割を切り捨てることが問題ではないと思うんです。
80対20の法則が出来上がったグループ全体を、どれだけ速く走らせることができるか。
できるだけ速く走らせるためには、トップ集団をできるだけ速くする。つまり、優秀な人間同士を組ませればいいと思います。

先頭が早くなれば、必ず脱落する人が出てきます。脱落するグループを切る分は、それはしょうがないことでしょう。でも、何とかついていけるグループのモチベーションを上げたり、できるだけ成果を上げられるような環境を整えたり。それが人を使う人間の仕事のはずです。
決して、8割の首を切ることが仕事ではない。
私は、「鳴かぬなら、鳴かせてみせよう」のタイプなので、「鳴かぬなら、殺してしまえ」という考え方にはどうも抵抗を感じます。

状況によって、対処は変わってくるとは思いますけど。でも、人を動かす立場にいる人が、成果をあげられないから首を切るという考え方じゃあ。それは、仕事をしてないことになるんじゃないですかね。


■今日はこのへんで。
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2007年5月12日土曜日

お金持ち講座

■世の中につらいことはいくつもあるけど、その中の一つに「~しなければならない」という言葉があると思います。

「~しなければならない」とは、別の言い方をすれば「~する以外に選択肢がない」ということ。以前紹介した橘玲(たちばな あきら)さんの本に、「自由とは選択肢」という言葉がありましたが、「~しなければならない」とは、そのまったく逆。不自由の最たるものです。でも、日常で多くの人は「課題をやらないといけない(学生の場合)」、「明日までに報告書を書かなければならない(仕事場で)」なんて、よく言いますね。1日に何度も使っているかもしれません。
この「~しなければならない」は、よくない言葉だ、ということは自己啓発物の本には、よく書かれていることです。色々な本に書かれているので、たぶん本当でしょう。だから、私は普段言わないように心がけています。
心がけていなければ、ちょっとした時に言ってしまいそうですからね。口から出そうになったら、グッと飲み込んでいます。


■今日、この本を読みました。

月収20万からのお金持ち講座―覆面部長の「貯める・増やす・儲ける」12カ月プログラム
著者: 谷口 直樹

特に読もうと思っていたのではなく、パッとつかんだ本がこれでした。
後でよく見てみると、タイトルに「覆面部長」と書かれていて、「なんか、変な本を選んだなぁ」と思っていました。が、読んでみるとおもしろかった。

主人公(名前はなし)がある日突然、リストラ予備軍ばかりが集まる部署に飛ばされてしまいます(ショムニみたいなところ)。そして、その部署の部長がタイトルにもある「覆面部長」です。表紙にイラストが書かれていますが、本当に覆面姿で超怪しい。
始めは暗い気持ちで仕事をしていた主人公でしたが、ある時その部署の人たちはリストラ予備軍だというのに生き生きと仕事をしていることに気がつきます。
覆面部長にそのことを尋ねると、「彼らは会社の給料なんてなくても全然困らないから。好きな仕事だけやってるんだよ」と言われ、そこから物語はスタート。
主人公は、彼らと同じ生活を手に入れるため、1年間猛勉強する事になるのだった。と、こういう話。

心構えから、株式投資・保険・外貨・起業・生活習慣と、色々な分野の基礎的な内容が分かりやすく書かれています。
また、随所にイラストが書かれていますが、これが怪しくて。それでいて親しみが持てるものです。うまい絵だとは思いませんけど。とにかく、読んでいて楽しいし、分かりやすい。そして、ためになる。

よく、大学教授なんかが書いた「投資入門」みたいな本がありますが。なぜ入門書なのに、あんなに難しい書き方をするんだろう、と思います。入門ならば、その分野について何も知らない人が読んでも分かる書き方をしたほうがいいと思うんですけど。
だいたい、何かを学び始めるとき、あまり基礎に時間をかけすぎるのはよくない。もちろん、基礎をおろそかにするという意味ではなくて。無駄に時間をかけ過ぎるのは怠惰だと誰かが言っていました(誰だったっけ?)。
とにかく、言っている内容が同じならば、できるだけ楽しく・分かりやすいもののほうがいいはず。
この月収20万からのお金持ち講座―覆面部長の「貯める・増やす・儲ける」12カ月プログラムは正直言って、後世に語り継がれる本ではないと思うし、大学教授やエリートビジネスマンが推薦することはないと思います。でも、何かに気付いたり、アンテナにピンと引っかかる本って、一般的な評価がどうであれ価値がある本のはずです。

少なくとも、私はこの本を読んでピーンとアンテナに引っかかるところがありました。


■各分野の解説は、本当に基礎的なこと。なので、知っている人にしてみれば復習と再確認になると思います。
それで、私がどのへんにピーンときたかというと、「節約」の章です。
節約と言っても、生活をぎゅうぎゅうに押さえつけるようなものではなく、楽しみながらできる節約生活。
お金持ち講座と題されたこの本が、節約について解説しているところに共感がもてました。普通、「お金持ち=収入」といったスタンスをとっている本が多いですが。でも、余計なものを排除して、自分なりの価値観を大切にした生活も大切。
それにシンプルな生活は、やろうと思えば今すぐにでも始められることです。

一節に、「何年も前の雑誌やカタログは、もう読まないんじゃないか?」と書かれていました。その通り。
私の部屋を見回してみると、数年前の雑誌が山積みになっていますし、恐らく一生着ることがないであろう洋服が山のようになっていたり。勢いで買ってしまったCDがたくさんあったり。机の中には、奇妙な物体が入っていたり・・・

自分の部屋だけでこんなにあるのだから、家中探せばおそらくこれの3倍はあるでしょう。これら、いらないものをネットオークションやフリーマーケット、または、古本屋に売ったらそれなりの金額になるのではないか?
それに部屋もきれいになって収納スペースが広くなる。一石二鳥どころか、三鳥、四鳥くらいになるかもしれない。

ふと手にした本が、自分の身の回りを見直すきっかけを作ってくれる。すばらしい本はたくさんあるけど、そのほとんどは知識であって、実際に行動に結びつくことはあまりない。「いつか役にたつだろう」程度のものですね。この本は私にとって、ひさびさに「知識よりも、行動につながる」本でした。
そんなわけで、身の回りのものを整理して、「身も心も部屋もスッキリ&懐あったか作戦」を遂行しようと考えている私でした。


■今日はこのへんで。
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2007年5月11日金曜日

リフォームとユニバーサル・デザイン

■半年ほど前に、実家のお風呂をリフォームしました。
なぜかと言うと、実家には私の母親の母親――つまりおばあさんが同居していて、あまり浴槽の深い湯船は立ったり座ったりするのが大変だからという理由。もう一つは、長年リフォームしていなかったので、そろそろ新しくしようという普通の理由。

しかしまあ、これが大失敗でして。湯船が以前より浅くなりましたが、湯船自体がステンレスで出来ていてとても滑りやすい。さらに、日本のお風呂は浴槽に蓋みたいなものをして温度を逃がさなくしていますよね?あの蓋を置くには、湯船の端にある程度のスペースがいる。そのスペースが約2cmくらいしかなく、ちょっと触っただけですぐに落ちてしまう。

そもそも、浴槽を浅くしたからといって、立ったり座ったりが楽になるとは限りません。むしろ、ある程度の深さがあるほうが水圧を利用して立ち上がることが出来るので、そっちのほうが楽。つまり、計画段階から欠陥のあるリフォームだったわけです。
なぜ、私に相談しなかったんだろう。何度かこのブログでも書きましたが、私は建築を専攻していましたので、その辺は両親より詳しい。あまり信用されていないのか?まあ、それは置いといて。


■ユニバーサルデザインという言葉が使われだしたのは、一般的にはわりと最近のことです。以前は「バリアフリー」という言葉が使われていました。今も使われていますけど。どちらかというと、バリアフリーのほうがなじみが深い気がします。

バリアフリーとは、バリア(障壁)を取り除くことです。本来、バリアフリーという言葉には物理的な障害のほかに、心理的・社会的な障害も取り除く意味があったのですが、最近では物理的な障害のみを取り除く意味になってしまいました。
たとえば、車椅子の方は階段を上り下りすることができません。現在のバリアフリーの考え方では、「じゃあ、違う場所にスロープをつければいいじゃん」となってしまいます。
しかし、それでは車椅子の方は一般の人とは違うルートをたどらなくてはなりません。ひどい場合は、スロープを使うための迂回ルートが、とんでもなく遠回りになるように作られていることがあります。従来のバリアフリーの考え方は、お年寄りや障害者(環境弱者と呼ばれています)にとって不便なものが多かった。
そこで、新しく出来たものがユニバーサル・デザイン。環境弱者だけでなく、健常者にとっても優しいデザイン。健常者にとっても、使いやすく広々とした空間は気持ちのいいものですし。従来のバリアフリーとは違い、精神的・社会的な障害を感じないように作られるものです。
大阪の駅には、よく音声案内があります。これは、ボタンを押すと「ここから右へ行って、その後左に曲がって」というように、その場所からどう行けば目的地にいけるかを案内するもの。よく見ると、このボタンがかなり離れて付いています。これは、指のない人のことを考えて作られているもので。指のない人は、肘や肩でボタンを押すことになりますから、あまりボタンの間隔がせまいと2つ同時に押してしまうことがありますから。それを考慮したものです。これはユニバーサル・デザインですね。

しかしながら、現在のところ若干誤解している人もいるみたいです。特に建築に携わっていない人ならばまだ分かりますが、施工関係者にも理解していない人がいます。
最近の公園には、よくスロープがついていますけど。これが、公園から道路に向かってものすごい急勾配で作られているのを見たことがあります。こんなの使ったら、そのまま道路に飛び出してしまうのは明らか。よくこんなの作ったなぁと感じることが多々ありますね。でも、作った側からすれば、これは恐らくユニバーサル・デザインなのでしょう。


■最近、深夜のテレビショッピングで(話題のヤマダ電機のやつ)、テレビを紹介していたのですが。たしか、ベクターのものだったんですけど、詳しい商品名は忘れてしまいました!
そのテレビ。リモコンの送信部分が2つあって。1つは今までのようにリモコンをテレビに向けて送信する用。もう1つは、リモコンのボタンを見ながら送信できるように、リモコンの裏側にも送信部分がついています。ちょっと、言葉で説明するのは難しいのですが。とにかく、リモコンをテレビに向けなくても送信できるものです。

はじめてこれを見たとき、「おー、これは便利だ!」と思いました。もしかしたら、私が知らなかっただけで以前からあったのかもしれませんけど。こういうちょっとした機能はありがたいものですね。健常者にとってもうれしいものですし、視力の弱い人にとってもかなりありがたい機能なのではないでしょうか。ぜひとも普及させてもらいたいものです。

と、ちょっと話が変わって。最近、家の近所でなにやら道路工事をしています。なぜか度々工事をしているんですけど。あれ、やらなきゃいけないものなんでしょうかね。
たしかに、工事が終わった後を見てみると、以前より平らになっているしキレイにもなっている。平らになったことはいいですが、その横には思いっきり段差があるままで、そこは改善されていない。
年度末になると、街のあちらこちらで無意味な道路工事が始まりますが。あれは全く意味がない。予算を使い切るためにやっているらしいですけど。予算が余ってしまうと、次の年から予算が少なくなってしまいますから、無意味に道路を掘り返す。道路はちゃんと作ればほとんど補修せずに使えます。繁華街には、1度も工事をしているところを見たことがない道路がたくさんあります。あんなに車が走っているのに。私が見たことがないわけではなく、実際に工事をしていない。ちゃんと作れば補修なんてせずに、ずっと使える道路が作れるのに、予算を使い切るために毎年道路を掘っている。しかも、改善して欲しいところは改善しない(まあ、たまに改善されますけど)。

日本は戦後、一気に成長したので、細かいところに歪みができてしまうのは仕方ないかもしれません。でも、せっかく工事するならせめて悪いところをなおしてほしい。だけど、お風呂のリフォームは完全に自分が悪いから、誰にも文句が言えないなぁと思う私でした。


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2007年5月10日木曜日

ひさしぶり!と言っても2日ぶり

■2日ほど、ブログの更新をしていませんでした!
いつも読んでくれている方(いるのかな?もしそういう方がいたら、いつでもコメント待ってます)、お待たせいたしました。
とはいえ、今日もちょっと取り急ぎなので、短めに。。。

先日、スパイダーマン3を見に行くと言っていました。ちゃんと見に行きましたよ。
いや、おもしろかった!どうおもしろいかと言うと、「とにかくおもしろい」。こういう映画は感想がどうこう言うものではなく、頭をカラッポにして楽しむものだと思っていますので、特に感想はありません。しいて言うなら、先ほども言ったように「おもしろかった」です。
まだ、見ていない方はぜひとも見てほしいですね。エンターテイメントに必要なものはすべて含んでいて、ほんとうに隙がありません。
私は、この前リニューアルオープンした「なんばパークス」で見ました。特に、他の映画館と違うところはないように感じました。どうやら、内装や設備を高級なものにした劇場があるらしいのですが、一般の劇場より2割り増しくらいの料金で。特に、こだわる必要もないと思ったので、一般のほうで見ました。高級なほうはどのくらい凄いんでしょうかね。もしかしたら、2割り増しでも安いくらいの超高級だったらどうしよう・・・

しかしながら、やはり従業員の対応が一番印象に残りました。いや、なかなかすばらしい対応でしたね。さすがに気合が入っているというか、徹底されているというか。
映画を見終わった後、「従業員の接客がよかったなぁ」と思いながら他のところを見て回ったのですが、やっぱり警備員のオジサン達までは徹底されていなかったみたいで。別に、悪い接客ではないですし、私が接客されたわけではないのですが、やっぱり直接利益につながらないポジションの人達までは、まだ接客が徹底されていないみたいです。
今後、改善してほしいですね。


■とまあ、ここ数日。私的な用事でほとんどパソコンにも触れていませんでしたが、ようやく今日余裕ができまして。
久しぶりに私のお気に入りのタイピングサイト「neutral」を覗いてみました。
すると、以前から気になっていたneutralの新しいコンテンツ【夜の森】がプレオープンしていて、早速プレイしてみましたよ!

いや、これまた素晴らしかった。ほんとに個人でやってるのかと疑いたくなるほど。ロールプレイングゲーム風のタイピング。普通のタイピングサイトは、文字が出てきて、それをタイプする。大抵タイムを競ったりするのですが、このゲームはまさにロールプレイングです。ほかのタイピングサイトとは一線を画するもの。このままソフトとして売り出してもおかしくない(ちょっと言いすぎか?)ほどの出来です。
本当におススメなので、皆さん是非やってみてください。
現在プレオープン中なので、【夜の森】に直接リンクを貼ることができません。ので、neutralのトップページへのリンクにしておきます。結構分かりやすいところに【夜の森】へのリンクがありますので、探してみてください。

neutralのトップページ

明日からはわりと余裕ができて、少なくともブログを書く時間はありますから。また、1日1回のペースでやっていきたいと思います。


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2007年5月7日月曜日

イニシャルD

■近頃では、高校生のうちに車の免許を取る人もいるようです。私が高校生だったときも、3年になったら免許を取る人が結構いました。しかし、私はわりと免許を取るのが遅く、大学の2年のときに取りました。
物凄い短期スケジュールで、たしか2週間くらいで取ったんですが、やっぱり免許はスピーディーに取得するのが一番いいと思いますよ。中には、1年近くも自動車学校に通って取る人もいるみたいですけど、車の運転は基本的に慣れですから。とにかく短期的に車に接する時間を作って、一気に慣れてしまう。長い時間をかけても、結局、教習所で車に乗る時間はほとんど同じですからね。
数学者で、大道芸人でもあるピーター・フランクルさんも、これと同じような考え方を持っているそうです。今調べて分かりましたが、日本名は富蘭 平太と言うらしく、ちょっとイメージと違いますね。
彼は子供の頃から、とにかく勉強ができたらしいですが、その勉強法はというと、「1週間ひたすら同じ科目(同じ分野)をやる。そして、次の週は違う科目。ただ、その1週間は徹底的に1つの分野を学び、一生忘れないと言うくらいに確実に身につける」のだそうです。
つまり、一生続く短期集中講座。まあ、彼は天才と言っていいほどの頭脳ですので、私のような常人では真似できないことかもしれませんが。でも、徹底した短期集中で、あれだけの功績を残す人もいるということは、やはり効果のあることなのでしょう。


■とまあ、免許の話から入ったんですが本題はここからで。
以前、「頭文字D」の劇場版を見ました(ちなみに頭文字と書いてイニシャルと読みます)。
劇場版には、アニメのものと実写版のものがあります。両方見ました。アニメのほうはちょっと前に上映されたもので。実写版はわりと最近。
アニメの劇場版は、特に問題なく楽しんで見ることができたのですが、問題は実写版のほう。

インファナル・アフェアのスタッフを中心として作られたそうなのですが、まずなぜ登場人物が韓国や香港の役者なのか。原作は完全に日本の話なので、全て日本人にするのが自然だと思うんですけど。日本人で登場するのは、まるでオマケのような扱いを受けている鈴木杏だけで、ほかは全て韓国or香港。スタッフが韓国&香港の出身だから、自分の国の俳優を使いたいという気持ちは分かりますけど、それにしても原作とあまりにかけ離れています。

それプラス、かけ離れているのはなにも役者達だけではありません。ストーリーも全然だめ。
映画では、原作の1話目から、主人公の藤原拓海が高橋涼介率いる最速チーム「Project D」に入るまでのストーリーなんですけど(読んでない人には、ちょっと分かりにくい!)、明らかに詰め込みすぎ。なにせ、アニメでは39週もかけてその部分をやるので。たった2時間の映画に、アニメの39週分を詰め込んでしまっていて、いくらなんでもやりすぎです。
まあ、500ページ上・下巻、合計1000ページの原作を2時間の映画にしてしまうハリウッド映画も似たようなものだと言ってしまえばそれまでですが。それにしても、1つ1つのストーリーの醍醐味がほとんど失われていました。別に、本編とは別のストーリーでも、全く問題なかったはずなんですけど。

それに、キャラクターのよさもまったく無視されている。たとえば、藤原拓海の父:藤原文太は、無口な豆腐屋だけど、それでいてドライビングテクニックは物凄いという人物設定だったのに、映画ではノンダクレの女好き親父として登場しています。それに、拓海の親友:いつきに関してはもうメチャクチャで、なぜか藤原文太の友人:立花祐一の息子という設定になっています。しかも、髪型がおかしい。
また、高橋涼介と中里毅が友人なのも変な話しだし。中里毅は、スカイラインGTRに乗っているんですけど、彼は原作ではドリフトが嫌いで、グリップ走行(F-1のように、見た目は普通に曲がるテクニック)にこだわっているのですが、これが超ド派手なドリフトをやっている。中里毅のテクニックに関するこだわりは、彼の人間性を語る上でかなり重要な部分なのに、なぜそこを無視してしまうのか。


■と、ここまで実写版イニシャルDの嫌なところを挙げてきたんですが、本当の本題はここからで。
劇中に嘔吐するシーンが何箇所か出てくるんですが。その、嘔吐物がとてもリアルに描かれているんです。本当に嘔吐しているんじゃないかと思うような、生々しいものでして。
先日、映画は真実をちゃんと表現するべきだといったようなことを書きました。ならば、嘔吐するシーンもよりリアルに表現するべきではと思ったりもするのですが、この場合はちょっと違います。

人が日本刀で斬られるシーンとは、つまり人が死ぬことを意味します。人間が死ぬシーンを、映画とはいえそんなに簡単なものにしていいとは思えません。もちろん、ホラー映画のように、それ自体を楽しむようなものはちょっと意味合いが変わってしまいますけど。残酷なものは残酷に表現するべきだと思います。
今のクラブはチカチカしているから、これを全くチカチカしないシーンにしてしまうと、事実とは全く違うことになってしまうし。スパイダーマンのスピード感を表現するには、やはり画面を素早く動かす必要があるでしょう。
しかし、嘔吐するシーンをリアルに表現したからといって、何がどうなるのか。大人になれば1度くらい嘔吐することがあるだろうし、今さら「吐くと、こんなものが出てくるんだよ」と教えられるようなものでもありません。
どうしても、製作者の品性が下劣であるとしか思えないんです。

ホラー映画で、極端に残酷な表現は意味がないと思いますけど。戦争映画や時代劇で人が死ぬシーンを、単なる1つの決まりごとのように見せてしまうのは、それだけで罪だと思う。
そして、製作者の品性は観客にはどうすることもできませんが。おもしろがっているのか、気付いていないのか、嘔吐なんて特に意味のないシーンをリアルに見せる感覚を持っている監督に映画を作ってほしくない。
ついでにもう1つ言うと、ハリウッド版ゴジラの前半に日本人の船員が出てくるんですが、それが明らかに日本人ではない。これもまた韓国か香港の役者です。なぜ、あえて日本人を使わず韓国人を使うのか、理由が分かりません。

表現は人それぞれかもしれませんが、意味のない表現を使って目新しさだけを狙うのはやめてほしいと。明日、スパイダーマン3を見に行く予定なので、映画について考えているとこんなことを思い出した私なのでした。


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2007年5月6日日曜日

雨のエキスポ

■理系の大学というのは、専攻する分野にもよりますが結構実験が多い。
特に、私のように建築系を専攻していたら、毎日のように実験、実験です。まあ、建築といってもその幅は広くて、必ずしも実験ばかりというわけではないですけど。たとえば、建物のデザインであったり、先日もチラッと紹介した空間デザインであったりすると、ほとんど実験と言うものはなく、研究室に置いてあるマッキントッシュに向かってひたすらCGで絵を書いたりCADで色々線を引いたりするのがメインになります。

コンクリート構造物や橋梁工学なんかの研究だと、これは色々あって実験する人と部屋にこもって計算ばかりする人の二手に分かれるんですけど、幸か不幸か「前期に実験をやって、後期にその結果を解析する」という、1年間で両方ともやらなくてはならないグループに属してしまうことがあります。それはもちろん私のことで、かなり過密スケジュールの1年を送りました。

それで、建築系の実験で何があるのかと言うと、もちろん色々ありますが、その中に疲労試験というのが必ずあって。これはその名の通り、その物質がどのくらい疲労に耐えられるか。どのくらいの力を何回くらい与えたら壊れてしまうかを実験するものがあります。


■「風神雷神2」の事故は、車輪の車軸が折れたのが原因らしい。これに疲労が絡んでいるのかは分かりませんけど。単なるナットの締め忘れかもしれないし、大きな衝撃がかかったことで亀裂などが発生していたのかもしれません。でも、疲労がまったく無関係と言うことはないはず。

この事故では、1人が死亡、19人が重軽傷を負った。
何度も言うように私は大阪在住。もちろん、エキスポランドには何度か行ったことがあります。今回の事故は、私にとってちょっと複雑で。エキスポランドについて、私は楽しい思い出しかなくて、でもそんな場所で今回のような事故が起こると、今までの思い出の一片が否定されたような気持ちになりました。

エキスポランドには、メインとなるアトラクションが2つあります。1つは「オロチ」というジェットコースター。これは足が宙吊り状態になっていて、蛇のようにグネグネと何度も回転するコースを走るもの。そしてもう1つが、今回事故を起こした風神雷神。個人的には、エキスポランドの入り口を入って、戦隊もののショーなんかをやる劇場の右手にある、なんとかマウスという小さなジェットコースターのほうが百倍怖かった。普通のジェットコースターのように、始めガタガタと上に登っていって、その時点で妙に老朽化した音がするのでそれだけでも怖いんですけど。それより、上がりきった始めのコーナーが、まさに直角に左へ曲がるんです。しかも、その先はまさに断崖絶壁になっているので、本当に崖から車で落ちるような、とんでもない恐怖でした。
それはさておき、風神雷神はテレビや新聞で何度も取り上げられていたから知っている人は多いと思いますけど、これは立ったまま走るジェットコースターです。これに乗ったとき、まず思い出したのが映画:マッドマックス2。掻い摘んで言うと、いい人達のグループの一部の人間(たしか2人)が悪党どもに追い詰められて、脱走しようとする。でも、やっぱり悪党に捕まってしまって。そうすると、その捕まってしまった、いい人グループの2人は、なぜか悪党のボス:ヒューマンガスの車の前に貼り付けにされてしまいます。悪党からしてみれば、いい人達グループは敵なんですけど、だからってなぜ自分の車の前に貼り付けにする必要があったのか、いまだにわからないんですが。
一度、風神雷神の先頭に乗ったことがありますが、たぶんマッドマックス2で貼り付けにされた2人も同じような風景だったのかなぁ、なんて思って。結局、貼り付けにされた2人は、映画のラストで死んでしまいます。
その時は、「風神雷神に乗ってマッドマックスを思い出すヤツなんて、たぶん自分だけだろうな」なんて思いながら楽しんでいて。マッドマックスは今さら言う必要もないけど、もちろんフィクションですので、たとえ劇中で誰かが死んだとしても当然実際には死んでいない。
けど、今回の事故は実際に亡くなった方がいて。マッドマックス2の劇中で死んでしまった2人のことを考えながら風神雷神に乗って楽しんでいた自分と、実際に風神雷神で亡くなった方と。
教室でふざけていたら、急に先生にブチ切れされた時のように、突然現実を突きつけられたような気がしました。


■遊園地での事故と言えば、2005年4月に起こった東京ジョイポリスの転落事故が印象に残っています。なぜ印象に残ったかと言うと、ジョイポリスは東京以外に大阪にもありまして。そして、事故が起きるちょうど1週間くらい前に、大阪ジョイポリスのバーチャル・ハンググライダーゲームで上位10位内に入っていたんです。そのハンググライダーゲームはタイムを競うもので、そのタイムが上位にランクインすると、しばらくジョイポリス内の掲示板に名前が掲載されるというイベントがありました。そして、やっと上位にランクインしたと思ったら、東京ジョイポリスでの転落事故。
しばらくジョイポリスは全店営業停止になりました。どうやら、その間に私が作った記録は忘れ去られてしまったみたいで、日の目を見ることはなく、あの努力はなんだったんだろうと。確かに、系列店で事故が起こって、そのままのんきに営業しているほうが問題ですので、それは仕方ないし、ハンググライダーゲームのタイムなんて、事故と比べたらどうでもいいことですから。ともかく、そんな経緯でジョイポリスでの事故は印象に残っています。


■テレビのコメンテーターが、「今後、関係者の対応が楽しみです」なんて言ってました。
ちょっと引っかかったのが「楽しみです」というところ。一体なにが楽しみなんだろう。
人が1人亡くなっていて、それに対する対応が楽しみと言うのはどうも常識がない発言のように思います。
恐らく、そのコメンテーターもそういう意味で言ったわけではなくて。たぶん、ちょっと口が滑ったのか、もしかすると本人は全く自覚がないかもしれませんが。言いたかったのは、今後の対応――つまり遺族に対する謝罪や原因解明が大切だということだと思います。柳沢厚生労働相の「女性は生む機械」発言だって、言いたかったことはそういうことではないだろうけど。確かに、世間がちょっと騒ぎすぎた感がありました。でも公式な場で、とっさに不適切な表現が口から出てくるのは、やっぱり普段からなんとなくそういうことを考えている証拠なのかな、と。

今回の事故は、点検を先送りにしたことが原因の1つらしいです。点検とかチェックとかのミスで起こる事故が多いですが、ともかく起こってしまったことは事実。楽しみにはしていないけど、エキスポランドの方にはちゃんと対応してもらって。スッキリした気分で、なんとかマウスを楽しむことができるようにしてほしいと思う私でした。


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2007年5月5日土曜日

Google強し

■ちょっと気になったんですけど。。。
このブログ、誰か読んでます?

ウェブに公開しておいて「誰か読んでます?」って問いかけるのもおかしな話なんですけど。
このところ立て続けにコメントを頂いていて(と言ってもまだ3件なんですが)。自分の書いたことについてコメントをもらえる事は、本当にうれしいことです。

このブログについては、特にアクセスアップや検索エンジン対策などもやっているわけではなく、アクセス解析(何人このページを見たか記録すること)もやっていないので。実のところ、どのくらいの人が読んでくれているのか、私には全く分かりません。
いつも読んでくれている方。たまたま読んでくれた方。いずれにしても、ちょっとでも読んでくれた方は、気軽にコメントをいただければなぁ、と思っています。

とまあ、話は変わって。最近なぜかとても蒸し暑くて。今日、今年初めて扇風機を使いました。私の部屋はちょうど風呂場の真上の位置していて、いつも湿気がかなりあります。それプラス風通しが悪く、窓を開けても全く風が入ってこない。他の部屋は風通しがいいんですけど、私の窓の外にはちょうど隣の家が建っていて。よりによって、なぜこの部屋を選んだのか、と時々後悔しています。
それより心配なのがパソコンです。暑い部屋でパソコンを使っていると、「ガー」っという音がして。熱を冷ましている音が絶え間なく響いています。このまま使い続けたら、いつかオーバーヒートしてしまうんじゃないかと思って時々スタンバイの状態で冷ましたりするのですが。それでも近頃ちょっと異常なくらいガーっという音がして。湿気対策とパソコン冷却対策をかねて、扇風機を使い始めました。
苦肉の策かと思っていましたが、これが以外にも効果テキメンだったらしく、パソコンの音もかなり小さく、そして間隔が短くなりました。

噂では、パソコンのCPUの寿命は突然来るそうです。ある日突然うんともすんとも言わなくなって、修理に持っていくと物凄く高い料金を請求されるらしい。
一度、ディスプレイが割れてしまったことがありますが(つい、イライラしてグーで殴ってしまった・・・)、このとき、ディスプレイを取り替えるのに、確か5万円くらいかかりました。
「かかりました」というのは実は嘘で、実際には交換せす、新しいものを使いはじめたのですけど。元々かなり古いパソコンでしたし、そのパソコンのためにあえて5万円もかけて修理するのはちょっと。完全に自分が悪いんですけど、どうも納得できず、それなら新しいのを使ったほうがいいなという結論になったわけです。

ともかく、不安の種が1つ消えてよかった。。。


■今日は5月5日でこどもの日。私はお世辞にも子供とは言えず、また子供もいないので特に無関心だったんですが。グーグルのロゴがこどもの日仕様に変わっていましたね。
コイノボリと、なにやら餅みたいなものが加わっていました。

グーグルのロゴはたびたび変わることがあります。たとえばクリスマスや元旦。ほかにもオリンピックや世界エイズデーにも変わります。最近では、ちょっと正式な名前は忘れたんですが、地球温暖化を考える日に流氷をモチーフにしたロゴに変わっていたことがあります。
昔は、会社のロゴを変更するなんてありえないことだったんですけど。まさにタブーと言っていいもので、ロゴは会社にとってアイデンティティになるものだと考えられていましたから。もちろん、今でもそうなんですけど。最近はグーグルもそうであるように、結構柔軟に考えているところが多いようです。

グーグルのロゴを描いているのはデニス・ホワン(Denis Hwang)という韓国系アメリカ人の方。
普段からロゴばかり描いているわけではなく、ウェブマスターの仕事をしているそうです。
グーグルでは、1日に2時間程度、自分の仕事とは関係のない仕事をすることが義務付けられていて、これは新しい発想とか、ベンチャー的なものを生み出すために行われていること。たしか、「ザ・サーチ グーグルが世界を変えた」に書いてあったと思います。


■日本ではグーグルよりヤフーのほうが利用されていて。でもアメリカでは検索といえば約5割がグーグルなのだそうです。
米ヤフーとマイクロソフトが合併するというニュースが昨日流れましたね。まだ、正式に決まったわけではなく、交渉中。しかも、あまりうまくいっていないようです。合併するとなると事実上、マイクロソフトがヤフーを買収することになる。となると、ヤフーからすれば、ちょっとそれはと言いたくなるのも分かります。
しかしながら、現在グーグルの勢いは物凄いもので、マイクロソフトとヤフーは合併でもしないとやってられないというのが本音でしょう。


■検索という面でいうと、マイクロソフトとヤフーは確実にグーグルに負けている。主に検索を利用するポータルサイトのヤフーは合併する意味がかなりあると思います。
しかし、なぜマイクロソフトが合併しようとしたのか。
確かに、検索エンジンの3強である「グーグル・ヤフー・msn」の中で、一番劣っているのはマイクロソフトが運営するmsnですが。マイクロソフトはwindowsや、それに関連するソフトが主な収入源ですから、そっちのほうでがんばればいいんじゃないかと。私も、できればmsnには見切りをつけて、もっとOSやアプリケーションに力を入れてほしいです。

グーグルは少し前に「Docs & Spreadsheets」というサービスを始めました。これはウェブ上でワードやエクセルの機能が使えるようなもので、まだマイクロソフトのワードやエクセルには機能が劣っていますけど、マイクロソフトが合併に踏み出したのはこのため。下手すると、アプリケーションまでグーグルに主導権が移ってしまう恐れがあるから、その前に何とか対策をしておこうという考えみたいです。

しかし、マイクロソフトとヤフーが合併したところで、そんなに大きな変化があるだろうか?
グーグルが最も重点を置いているのが「検索システム」。全てのサービスは(ちょっと言い過ぎ。ほとんどのサービスは)検索が売りになってます。
たとえば、「グーグルニュース」はまさに検索だし、モバイル関連のサービスも、以前私がはまっていた「グーグルアース」も少なからず検索システムが使われてます。グーグルデスクトップもそうですね。もうすぐ、音楽情報を提供するサービスも出てくるそうですが、これも検索を利用している。
というわけで、全ては検索システム世界一という優位性を前面に出したサービスを展開しています。

ならば、マイクロソフトとヤフーは、何を目指すのか、というと、やはり「ヤフーカテゴリー」のようなコンテンツを充実させるのが目的なのでしょう。
現在のところ、日本ではヤフージャパンが一番力を持っていますが、先ほども言ったように世界的には断然グーグル。
それはつまり、ある程度インターネットに慣れたユーザーは、自分で勝手に情報を入手できる方向に進むということなんじゃないかな?そうなると、ヤフーカテゴリーのようなサービスは、なくなることはないと思うけど、やっぱり検索の次に来るサービスという位置づけになり、やはり検索システム世界一のグーグルには勝てないんじゃないですかね。
もしかすると、日本でヤフージャパンが一番利用されているのは、自分では情報を判断できない(と言われている)日本人の特性が原因かもしれませんけど。
もちろん、グーグルとは違う方向性を打ち出して、うまく共存する方法もありですが。

まあ、私はグーグルびいきなので、ちょっと偏った見方かもしれませんが、やはり理系出身の私としては、システムや無料サービスに徹底しているグーグルを応援したくなるのでした。

グーグルについての本はこれ⇒ザ・サーチ グーグルが世界を変えた
ロゴをまだ見ていない人はグーグルホームページ。あと数時間ですけど
Docs & Spreadsheetsは、ここから登録できます⇒Docs & Spreadsheets


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2007年5月4日金曜日

グロテスク

■毎朝欠かさずやっていることと言えば、メールチェック。
もっと健康的に、ラジオ体操だのピラティスだのやればいいのかもしれませんけど。私の場合、身支度を済ませて、それからまずパソコンの電源を入れます。

パソコンに標準装備されているアウトルックと、その他いくつかのフリーメールを使っているので、インターネットにつなげるといくつかウィンドウを開いては閉じの繰り返し。
1つのメーラーに全て受信することもできるらしいですが、それでは分けている意味がなくなるような気がして。
いざっていう時のために(と言っても、それがどんな時なのかはよく分からないんですけど)、いくつか分散しています。
その後、10分ほどかけてRSSリーダーをちょこっと見て気になるものをチェック。
それが毎朝のルーティンワーク。その後、出かけたりなんなり、1日が始まります。

今日は休日ということもあり。完全休養の日だったので、ルーティンワークを終えた後はひたすら読書をして過ごしました。
少し前に図書館で借りていた本を全く読めていなかったし、以前買っていた本もかなりベッドの横に積み上がっていたので。
趣味と言えるものが読書くらいしかなく、本を読むことは全く苦にならない。ただ、最近どうも自分の部屋で読書するのがなんとなく退屈になってきています。
なぜか集中できないんですよね。以前は少なくとも月に1度は部屋の掃除をしていたのですが、このところあまり片付ける時間が取れなくて。部屋の掃除をするのは、休日の午前から午後と相場が決まっているような気がします、私の場合。その時間帯に余裕がないことが多かったことが最大の要因。
そのくせ、ブログを書く午後8時から11時くらいの時間は結構暇になることが多い。ブログを開設してから、ほぼ毎日書くことができているのも、こういう生活パターンだからですね。

お気に入りのカフェで本を読むことも考えましたが、それだとゴールデンウィークの人混みに舞き込まれそうだし、暇をもてあましたカップルと同じ空間で1人だけ読書というのも、なんか気まずいし。
というわけで、初めて近くの公園で読書する事にしました。

公園で本を読むのって、なんとなくインテリを気取っているような、ちょっと恥ずかしい感じがしますが、やってみると気持ちよかったですよ!幸い、周りには誰もいなかったし、目の前の池では亀が甲羅干しをしてて、のどかな雰囲気でした。

本を読んでいると、なんとなくおでこが前に突き出してくるような感じがします。これ、私だけなんでしょうか?読書に限らず、頭を使っているときはいつもそう。
何かの本で、「読書をしないと、心の骨粗しょう症になる」と書いていました。おでこが出てくるのは、心の栄養が満たされている証拠か?


■昨日、映画を見に行ったけど人が多くて見ることができなかった話をしました。
今日、ニュースを見ていると、「バベル」や「スパイダーマン3」を見た人の中に気分が悪くなった人がいたとの事。
昔、ポケモンを見ていた子供達が、画面がチカチカする場面で気分が悪くなり病院に運ばれる事件がありました。今回も、それと似たようなものでしょうか。
実は、私はポケモン事件の放送をリアルタイムで見ていました。学校から帰ってきて、たまたまテレビをつけるとポケモンをやっていて。特に、ほかに見たいものもなかったし、中途半端な時間だったので、そのままポケモンを見ていたら、例のチカチカ光る画面になりました。

たしかに、ちょっと目が痛くなる感覚がありましたね。でも特に問題はなく、そのまま最後まで見ていました。しかし、その後あんなに大問題になるとは全く思っていませんでした。
たぶん、私の学校の生徒も、かなりの人数がポケモンを見ていたと思うのですが、翌日病院に運ばれたとか、そんな人はいませんでした。

「バベル」では、劇中にクラブで踊る場面があるそうで、問題になっているのはそのシーン。やっぱりポケモンと同じ現象みたいです。あと、ちょっとグロいシーンがあるらしくて、そこで精神的に気分が悪くなる人もいるそうな。
「スパイダーマン3」では、スパイダーマンが素早く動くので、ある種の乗り物酔いみたいな症状がでる人がいるみたいです。


■近頃、メッセージを伝える戦争映画が多いような気がします。
「硫黄島からの手紙」とか、「僕は君のためにこそ死ににいく」とか。中国や韓国の映画にもやたらと戦争をテーマにした映画が多い。

明らかに悪人と分かる人が出てきて、それを正義の味方が倒すというような、完全にフィクションだと娯楽として楽しめますけど、メッセージのある戦争映画はそうはいかない。
そこには、一定の事実が含まれていることが多いですので。

水戸黄門や暴れん坊将軍とかの時代劇は、バッサバッサと人を斬っていくのが一番おもしろいところだと思います。だけど、実際に人が日本刀で切られたら、血が大量に噴出すし、断末魔の叫びって、二度と聞きたくないほどむごたらしいものだし。
時代劇は細かい設定が事実とは違うところが多いらしいけど、そんな細かいところより、人が死んでいく場面をあんなに簡単なものにしていいのかなぁと思います。


■よくお笑い番組に、教育によくないと苦情の電話が入ることがあるそうですが。
そういう話を聞くと、いつも疑問に思ってしまいます。
「子供がレイザーラモンHGの真似をして腰を振っているので困っている」、という人が出てきたことがあって。特に、あの妙にリアルな腰の振りが良くないらしい。でも、別に子供のころの数ヶ月くらい、テレビのおもしろい人の真似をして腰を振っても別にかまわないと思うんですけど。
やはり、子供に最も影響力があるのは親だと思うので。テレビに教育のお株を奪われて、挙句の果てに「テレビが悪い」と言っている親に、苦情を言う権利はないと思う。

見たくない番組は見なければいいことだし。血とか、そういうのが苦手な人が、たまたま見ていた映画のなかにそういうシーンがあっても、そこだけちょっと目をそらせばなんとか対処できるはず。
リアルな表現をすればするほど色々言われますけど。でも、人は斬られたら血が出るし、クラブはチカチカしているし、スパイダーマンは動きが素早い(これはフィクションか)。
こういうことで、映像や放送が制限されてほしくないと思う私でした。


■今日はこのへんで。
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2007年5月3日木曜日

今さら言ってもしかたないんですけどね

■ゴールデンウィーク後半戦突入といことで。
今日は久しぶりに映画でも見ようと思い、ほとんど自分の庭と化している難波に行ってきました。

難波の街はわりと人が少なく(といっても、普通の休日くらいの人はいますが)、そんなにストレスを感じずにすみました。
・・・・ところが!
映画館は超満員!知っている映画館を数件回りましたが、どれも満員で結局映画を見ることができませんでした。
ちなみに今日、私が回った映画館は、先日も紹介した「なんばパークス」と南海難波駅の前にあるOIOI(マルイ)。それと、商店街の中にある「シネポップ」。
ほかにも何件か回りましたが、有名なところはそのくらい。

スパイダーマン3かバベルを見ようと思っていました。しかし、まさか両方とも満員とは。しかも、7時半とかそのくらいから上映されるものまで空席なし。
立ち見ならなんとか見れたのですが、映画を立って見るのって、うまく言葉で言えないですけど「なんか違う」と思ってしまいます。一種のポリシーみたいなものかな?
これは平日にこっそり見に行くしかないですかねぇ。別にこっそり行く必要はないんですけど。

大阪に限らず、繁華街というのはやはり人の多さに不満を感じることが多いです。
土曜の夜に食事をしようと思っても、居酒屋は当たり前のように1時間待ちですし、ちょっと脇道にはいったラブホ街にはホテルに入れなかったカップル達がたくさんいます。いつも思うんですけど、あの後どうするんでしょうか。

大阪は芸人を見ることができるのがいいところの1つです。先日もメッセンジャーのあいはらさん(通称:ぱらちゃん)を見かけました。真っ白なスーツを着て、なにやらロケをしていましたね。
ほとんどの芸人さん達は、帽子やサングラスで変装なんてせずに、そのまんまで歩いています。このへん、大阪のいいところなんでしょうか。


■私が大学生のとき、授業の関係で京都に行くことがたびたびありました。
そんな時、授業が終わると特にやることがないので、京阪本線の樟葉(くずは)駅で買い物でもしようと立ち寄ることがありました。
樟葉駅はわりと栄えた場所でして。買い物ができるところもいくつかありますし、ちょっと離れたところには、スラムダンクばりのバスケットゴールが設置された公園まであります。
日本でバスケットゴールのある公園はあまり見かけないので、ちょっといい感じの場所です。


■とある時、友人と樟葉で買い物をしようと待ち合わせをしていた時のこと。
テレビで有名な国会議員の人が演説に来ていました。
(ヒント:ピンクのスーツ)

その人はどうやら応援演説のようで。ほかにも数人、議員らしき人がいましたが、誰かは覚えていません。ピンク色だけが、やけに印象的だったもので・・・

車の上で演説をするという、よくあるパターン。
ちょうどその時、駅前で親を失った子供達と施設の職員の人が募金活動をしていました。
かなり必死の形相で、「お願いします!お願いします!」と何度も道行く人に声をかけていました。


■しかし、車の上で演説をしている人たちは、どうやら自分のことで頭がいっぱいだったみたいです。募金活動なんてお構いなしに「我々の政策は・・・」云々。。。

もうちょっと、なんとかならないんでしょうか?
私は政治や法律に関して、まったくのど素人だから知らないのですが。もしかしたら、選挙中に募金をしてはいけないという法律があるのかもしれません。
確か、贈り物とかしてはいけないんですよね?

でも、もし法律で禁止されていたとしても、一言かけるとかできないのかな?
仮に、禁止されていたとしても、私は募金していいと思います。
助けを求める子供達の目の前で、「私達は皆様のために~」と大きな声で演説する精神がどうしても分からない。
ひとこと声をかけることもできない政治家が議員になっても、きっと子供達の役にはたたないし。また、私のように政治家の人間性を疑ってしまう人を増やしてしまうだけで、結局自分に跳ね返ってくるんですけどね。そんなことをしていたら。

これは結構前のことなので、今さら言ってもしかたないんですけど。


■経済が豊かになると、お金では買えないものが増えてくるらしい。
たとえば、心の満足とか、ゆとりとか安心とか。
ちなみに、スモールビジネスの醍醐味の1つはオーダーメイド。心や満足は十人十色なので、スモールビジネスにピッタリ。

でも、今の日本で言われている「お金では買えないもの」って、結局お金がないと求められないもののような気がします。
「自分探しの旅」だと言って、どこかへ旅立って行った知り合いが何人かいますが、それだってある程度経済的に余裕がないとできませんから。
田舎暮らしもロハス生活も、基本的に経済的余裕があるからできること。
お金がなければ求めることすらできない「お金では買えないもの」ってなんでしょうかね?

しかしながら、誰かを助けようとする時―たとえば親を亡くした子供達に何かできることはと考えたとき、最終的な手段といえば、私には残念ながらお金しか浮かばない。
だから、車の上で演説していた議員さん達には、財布の中に数千円しか入っていない貧乏学生の私の、僅かながらの気持ちをあてにするのは、それはそれで構わないんですけど。やっぱり募金をして欲しかったということが言いたい私です。


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2007年5月2日水曜日

シークエンス

■以前、500円玉にタバコが貫通するマジックアイテムを売っていた人が逮捕されたことがあります。たしか、昨年の10月か11月くらい。
何を隠そう、これは私の友人の師匠だ!

その後、テレビでこのマジックのネタをばらされたとして、1日、マジック愛好家達が訴えを起こしたそうだ。
つまり、テレビで「このマジックはここがこうなってて、こんな仕組みになっているんですねぇ~」とばらされてしまった。しかも、タバコ貫通マジック以外のコインマジックについてもネタばれしてしまったらしい。

たしかに、私の友人もそのことについて憤りを感じているようでした。

その友人曰く、「マジシャン業界ではコインの加工は日常茶飯事。業界内では、むしろ同情する声が多い」とのこと。
しかしながら警察としては、硬貨を加工してもOK!とは言えないでしょうし、一般的にも大切なお金を加工して、それを売りさばくというのはいかがなものかと。
マジシャン業界では常識でも、一般では常識ではありませんからね。

もちろん、現在お金を加工することは認められていません。よくテレビで硬貨を曲げたりしたとき、テロップで「スタッフがもとに戻しました」と出るのはそのため。

正直なところ、500円玉にタバコが貫通しようが鉛筆が貫通しようが、一般の人にメリットはない。全てのメリットはマジシャンにあるわけで。確かに、一時の娯楽として楽しいけど、それを求めるためにお金を加工することを認めて欲しいとは思わないです。
今回の訴えも、別に硬貨の加工を認めてくれと言うものではありません。タネをばらすなというものなので。
確かに、関係のないマジックのタネをばらすのはダメですよね。


■大学の授業で「空間デザイン学」というものがありました。
その名の通り、空間をデザインする学問です(笑)。

1年を通して、様々な方法論を学んだのですが、その中で印象に残ったのが「シークエンス」という考え方。

シークエンスとは、「シーン展開の継起的なつながり」のことらしい。
景色が移り変わっていく美しさというか。
普通、景色の美しさと言うと、山の上から見る景色とか海とか。そういう止まった景色のことを指す場合が多いです。しかし、シークエンスは移動するときの景色をどうするか、というもの。

たとえば、車で走っているときに気分が良くなるには、街路樹の高さをどれくらいにすればいいとか。ビルの間からランドマークとなるような建物がドーンと見えてくるようにするには、全体的にどのような配置で建物を建てればいいとか。
あと、階段を上っていくと真っ赤な鳥居が見えるなんてのもシークエンス。
動いている景色を美しく・心地よくする考え方です。

止まっている景色は、「あーきれいだなぁ。大自然のなかでは自分なんてちっぽけだなぁ」と思うような感じかな?
一方、シークエンスはストーリーがあるようなもの。これから先の景色がどう変わっていくのか。期待感を持たせたり、気分を高揚させたり。
心理的な効果を取り入れたものです。


■よく、自分は変わらなきゃいけないとかいうセリフがありますけど、それは心理的な期待感とか高揚とかを求めているんですかね?
もちろん、事情は人それぞれだと思いますけど。多くの場合は、このままじゃいけない!と思っているんでしょう。

気分を変えたいとき、場所を変えるというその気持ち、よく分かります。私も読書をするときは、部屋で読むより喫茶店やカフェのほうが集中できるし、いい店で食事をすると、自分が成長したような気分になります。。場所が変われば気分も変わりますからね。

誰にも邪魔されない場所・集中できる場所を確保しておくのは、効果や効率を上げるテクニックとして必要なことですね。
先日の留学もこれに近いものかもしれません。


■信念を持つとか目標とか。あるいは有言実行とか。
そういう考え方も大事ですけど、一番問題なのは場合によって柔軟に対応できないことなんじゃないですかね?
一度言ってしまったから、なにがなんでも実行するとか、自分の信念を貫くのって、確かにカッコイイけど、でもそれだけが全てではないはず。
間違ってたら「間違ってました!」って言って、それで特に問題ないはずなんですけど。
精神の変化って、見える景色が変わることで起こることだと思う。


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2007年5月1日火曜日

携帯電話

■ここ数日で、グーグルのページランクが変動しているようです。
ページランクについては以前紹介しましたので詳しいことは省略しますが。。。
簡単に言うと、ウェブの世界の内申書のようなものです。

インターネットの世界は、色々なサイトが繋がりあっているので、1つのサイトのランクが変動すると、あとは芋ずる的にダダーっと変わってしまいます。

今日このブログを見てみると、やっとこさページランクがついてしました(笑&喜)。
しかし、ページランク1。まだ確定じゃないですけど、おそらく1か2でしょう。
つまり、次回のページランク変更のときにこのブログがランク3とかになったとすると、このブログにリンクしているサイトはランクが上がる(可能性がある)ということ。

ページランクは1日で全て決定するわけではなく、数日~1週間程度上がったり下がったりを繰り返します。これは、グーグルのコンピューターが1箇所ではないからです。全てのコンピューターが認識するまで、しばらく時間がかかるからこんなことがおきるんですね。
検索結果についても同じことが言えます。
「1ページ目に表示された!」と思っていたら、次の日には2ページ目になっていたり。

まあ、これは仕方のないことですね。
多くの場合は”良いほう”の結果が最終的な結果になる傾向があるようです。


■私の周りで、携帯電話(以下、ケータイ)を持っていない人はいません。所持率100%。
もちろん、私も持っています。

でも、ケータイについて詳しく知っている人は、なぜかほとんどいないものです。
料金プランって何があるのか?自分にあったプランは?他のケータイとはどこが違うのか?などなど。
身近にあって、生活の一部になっているのに知らないことだらけですね。
もしかしたら、余計なお金を払っているんじゃないか、とたまに不安になります。
もっとよく考えてプランを決めとけばよかったなぁ・・・


■私はメールよりも電話派。メールは必要最低限に使います。それ以外の場合―連絡することがあったり、なんとなく誰かと話したい時は、大抵電話ですね。

なぜ電話なのかと言うと、その理由は2つ。
1つは、「電話のほうが楽だから」。文字で意思を伝えるのは結構難しいことですし、細かいニュアンスはやっぱり声のほうが伝えやすいですからね。

2つ目は、「パソコンのメールに慣れているから」です。キーボードで文字を打つほうが断然早いしストレスが溜まらない。ケータイは、たとえば”こ”という文字を打ちたい時は、”かきくけこ”と、5回ボタンを押さなければなりません。
パソコンに慣れていると、それがとても億劫なんです。

というわけで、普段電話を多用している私ですが。
やっぱり気になるのが料金。
たまに使いすぎてしまうと、とんでもない料金を請求されることがあり、本当に目玉が飛び出るのではないかと思うことがあります(いや、本当に!)。


ウィルコム(WILLCOM)が新しいサービスを6月1日から開始するそうです。
「トリプルプラン」というのがそれ。

なぜトリプルなのかと言うと、
1・070で始まる電話番号の通話料が無料
2・他社ケータイ、固定電話とも30秒10円
3・メール送受信無料(他社やパソコンも無料)

と、3つあるからトリプルプラン(まあ、当然ですね)。
↓こんなやつです↓



■他にも、電話を紛失したときにおこる情報漏洩や、電話機の不正利用を防止する機能があったり、エクセル・ワードの編集やPowerPoint・PDFの閲覧できたり、ブラウジングも利用できたり、インターネットラジオも楽しめたりもします。

自分で書いてて思ったんですけど、マジでウィルコムに変えようかな?
もっとビジネスに使える高性能なケータイに変えようと以前から思っているのですが、なかなか良いものがなくて。
これは、かなりいいんじゃないですかね。

今日のおススメケータイプラン⇒ウィルコム(WILLCOM)のトリプルプラン

毎日使うものには、自分にあった仕様をしっかりと考えておきたいものです。


■今日はこのへんで。
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